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BitleonX(bitleonx.com)は詐欺?利用規約に実在の取引所BitMEXの運営会社の名前「HDR」が残るサイトの被害に注意

BitleonX(bitleonx.com)は、暗号資産(仮想通貨)を取引できるサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、利用規約に実在の取引所BitMEXの運営会社の名前「HDR」が残っているなど、不審な点がいくつも見つかりました。

本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったBitleonXの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。

BitleonXの怪しい点

  • 利用規約に、BitMEXの運営会社の名前「HDR」が残り、設立国も登録番号も書かれていない
  • 2019年のサイトは、日本の取引所「Liquid」の紹介文を使い、「金融庁の規制を受けている」と書いていた
  • 相場の一覧で、ビットコインやイーサリアムの価格・変動率・出来高がすべて「0」になっている

これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、運営会社の実体が分からないサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。

BitleonXに入金している方へ

出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

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BitleonXは詐欺?独自調査で判明した実態

BitleonXのトップページ
パソコンで開いたBitleonXのトップページ。「Beware of Fraudulent Activities」(偽サイトに注意)のお知らせが画面を覆っている(2026年10月確認)

トップページを開くと、まず「Beware of Fraudulent Activities」のお知らせが画面を覆います。名前やドメインを似せた偽サイトがBitleonXになりすましている恐れがあると呼びかけ、公式のアドレスはbitleonx.comだと案内する内容です。お知らせを閉じると、相場の一覧のある紹介画面になり、暗号資産の売買(Spot)やステーキング(Staking)ができるように見えます。画面はすべて英語です。

BitleonXの基本情報は、次のとおりです。

調査項目
サイト名BitleonX
URLhttps://bitleonx.com/
運営会社利用規約に「BitleonX Global Trading Limited」とあるだけで、設立国・代表者の記載はありません
金融登録サイトに登録番号の記載はなく、金融庁の登録業者・無登録業者の一覧にも見当たりません
所在地ページ下にポーランド・ワルシャワの住所(Ul. Bartycka 22B/21A)の記載があります
連絡先ページ下にメールアドレス(support@bitleonx.com)の記載があります
ドメイン登録2019年2月5日(調査時点で約7年8か月前)
ドメインの更新期限2027年2月5日
レジストラeNom, LLC

BitleonXのサイトで確認された3つの不審点

ここからは、DataProがBitleonXのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。

1.利用規約にBitMEXの運営会社の名前「HDR」が残り、設立国も登録番号も書かれていない

BitleonXの利用規約(Terms of Service)の冒頭には「BitleonX Global Trading Limited」という会社名が出てきます。ところが、その最初の文は「…was incorporated under the International Business Companies.」(International Business Companiesのもとで設立された)で終わっており、どこの国の、どの法律で設立された会社なのかが抜け落ちています。登録番号もありません。ページ下にはポーランドの住所がありますが、規約はこの住所と結びつけていません。

ところが、この規約の中ほどにある、利用できない地域を定めた条項には、サイト名とは違う「HDR」という名前が出てきます。次の文では、口座を閉じて持ち高を清算する権利を持つ相手が、BitleonXではなく「HDR」と書かれています。

HDR reserves the right to close any of your accounts immediately and liquidate any open positions

「HDRは、あなたの口座をただちに閉鎖し、保有しているポジション(持ち高)を清算する権利を持つ」という意味です。

BitleonXの利用規約にある「HDR」の名前
スマートフォンで開いた利用規約。利用できない地域の条項に、「could subject any member of the HDR Group」と「HDR reserves the right to close any of your accounts immediately」が出てくる(黄色の印はDataProが付けたもの)(2026年10月確認)

「HDR」は、実在の暗号資産取引所BitMEXの運営会社「HDR Global Trading Limited」の名前で、BitMEXの公式サイトのページ下部にも、この社名が書かれています。BitleonXの社名「BitleonX Global Trading Limited」は、「HDR Global Trading Limited」の「HDR」の部分を「BitleonX」に替えた名前になっており、条項に並ぶ地域の一覧(米国、カナダのケベック州、香港、セーシェルなど)も、BitMEXの運営会社の定型文と同じです。

BitMEXの公式サイトに書かれたHDR Global Trading Limitedの名前
BitMEXの公式サイトの法的情報のページ(スマートフォン表示)。「HDR Global Trading Limited, incorporated in the Republic of Seychelles.」に黄色の印を付けてある(黄色の印はDataProが付けたもの)(2026年10月確認)

規約に別のサイトの名前が残っているのは、弊社がこれまでに確認してきた詐欺サイトによく見られる、直し忘れの跡です。他社の規約を写して社名の部分だけを置き換え、「HDR」の置き換えを忘れた可能性があります。口座を閉じて持ち高を清算できる相手として規約に書かれた名前が、サイトの社名と別になっているため、お金を預けた相手が誰なのか、規約から判断できません。

トップページには、偽サイトに注意するよう呼びかけるお知らせが出ますが、お金を預ける約束となる規約そのものが、他社の規約の写しになっています。

2.2019年のサイトは、日本の取引所「Liquid」の紹介文を使い、「金融庁の規制を受けている」と書いていた

2019年2月8日時点のbitleonx.com(アーカイブ)では、題名は「BITLEONX」でしたが、本文には「Liquid is your platform.」「QASH is the native token of the Liquid platform.」など、別の取引所「Liquid」の紹介文が並んでいました。Liquidは、QUOINE株式会社が運営していた日本の暗号資産取引所です。

同じ本文には「We are fully compliant, Big 4 audited and regulated by the Japan Financial Services Agency.」(日本の金融庁の規制を受けている)とも書かれていました。しかし、これはLiquidについての文で、BitleonXの名前は、金融庁の登録業者の一覧にも無登録業者の一覧にも載っていません。

bitleonx.comは、2019年には日本の取引所Liquidの紹介文を、今は海外の取引所BitMEXの規約を使っており、他社の文を借りて作られてきたサイトです。

日本で金融商品や暗号資産(仮想通貨)を扱う業者は、サイトなどに会社名と登録番号を示すことが、金融商品取引法や資金決済法で決められています。また、契約の前には、会社名・住所・登録番号・手数料などを客に示さなければなりません。BitleonXのサイトには、日本の登録番号は書かれていません。

3.相場の一覧で、ビットコインやイーサリアムの価格・変動率・出来高がすべて「0」になっている

トップページの相場の一覧には5つの銘柄が並びますが、ビットコイン(BTCUSDT)・イーサリアム(ETHUSDT)・BAT・LINKの4つは、「Last Price」(価格)「24h %」(変動率)「Volume」(出来高)がすべて「0」です。数字が入っているのは、ドルとほぼ同じ値で動くTUSDだけです。

BitleonXのトップページの相場の一覧
パソコンで開いたBitleonXのトップページの相場の一覧。BTCUSDT・BATUSDT・LINKUSDT・ETHUSDTの価格・変動率・出来高がすべて「0」になっている(黄色の印はDataProが付けたもの)(2026年10月確認)

ビットコインの価格が「0」と表示される取引所は、正規の取引所ではまずありません。取引所の看板である相場の一覧が動いておらず、実際に売り買いが行われている取引所とは考えにくい状態です。

BitleonXの口コミ・評判を調査

インターネットでBitleonXについて調べましたが、利用した人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。

ただし、BitleonXは画面がすべて英語のサイトで、日本語での口コミや被害の報告は表に出にくい傾向があります。また、詐欺サイトは、悪い評判が広まる前にサイトを閉じ、別の名前で作り直すことも少なくないため、被害の報告が無いからといって油断はできません。

BitleonXから出金できない場合に確認したいこと

BitleonXへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。

  • 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
  • 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
  • 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
  • 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
  • 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
  • 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた

すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。

追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。

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BitleonXに送金したお金は返金できる?

BitleonXへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。

ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。

送金方法確認・保存する情報
暗号資産(仮想通貨)TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する
銀行振込振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する
クレジットカード利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する

調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。

しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。

BitleonXの被害に気づいたときにやるべきこと

出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。

  1. 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
  2. やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
  3. 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
  4. 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。

銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。

調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある

暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。

DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。

調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。BitleonXへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。

BitleonXに関するよくある質問

BitleonX(bitleonx.com)は詐欺サイトですか?

BitleonXの利用規約には、実在の取引所BitMEXの運営会社と同じ「HDR」の名前が残り、口座を閉じて持ち高を清算できる相手が、サイトの社名と別の名前になっています。設立国も登録番号も書かれておらず、金融庁の一覧にも載っていません。運営会社の実体が分からないサイトへの入金や個人情報の提供は、避けてください。

BitleonXから出金できない場合はどうすればよいですか?

まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。

税金や保証金を払えば出金できますか?

出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。

BitleonXに送金したお金は返金できますか?

返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。

暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?

トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。

トップに「偽サイトに注意」とあるので、bitleonx.comなら安全ですか?

トップのお知らせは、名前やドメインを似せた偽サイトに注意するよう呼びかけ、公式のアドレスはbitleonx.comだと案内しています。ただ、そのbitleonx.comの利用規約に「HDR」の名前が残り、金融庁の一覧にも載っていません。アドレスが公式と同じでも、入金や個人情報の提供は避けてください。

BitleonXを利用している方へ

DataProの調査で見つかったBitleonXの不審点は、次のとおりです。

  • 利用規約に、BitMEXの運営会社の名前「HDR」が残り、設立国も登録番号も書かれていない
  • 2019年のサイトは、日本の取引所「Liquid」の紹介文を使い、「金融庁の規制を受けている」と書いていた
  • 相場の一覧で、ビットコインやイーサリアムの価格・変動率・出来高がすべて「0」になっている

以上のことから、BitleonXへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。

被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります

送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。

相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。

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