Shogun Markets(shogun-market.com)は、為替や金・原油などを取引できるサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、サイトに書かれた住所とサービス名が、関東財務局が警告した無登録業者と同じであるなど、不審な点がいくつも見つかりました。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったShogun Marketsの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
Shogun Marketsの怪しい点
- サイトに書かれた住所とサービス名が、関東財務局の警告・金融庁の一覧の無登録業者と同じ
- サイトに書かれた英国の登録番号を引くとロンドンの会社が出るが、リスク警告のページはセントルシア法人と書いている
- 文面や登録番号が、別のサイト「カワ金融」(kawafinancial.com)と同じ
- 右下の案内の枠が、遠隔操作ソフトAnyDeskのダウンロードにつながっている
- 表示された電話番号と、押したときの発信先が別の番号になっている
- ドメイン・メール・ページの題名で、サイトの名前が揃っていない
これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、日本の当局が警告した名前と住所を載せるサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。
Shogun Marketsに入金している方へ
出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

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Shogun Marketsは詐欺?独自調査で判明した実態

トップページは日本語で、為替・商品・インデックスなどのCFDを、最大レバレッジ1:500で取引できると案内しています。口座の種類のページには、ブロンズ・シルバー・ゴールドの3つの口座が並び、最低入金額はそれぞれ5,000ドル・10,000ドル・25,000ドルです。ただし、運営会社の名前は、トップのどこにも書かれていません。
Shogun Marketsの基本情報は、次のとおりです。
| 調査項目 | |
|---|---|
| サイト名 | Shogun Markets |
| URL | https://shogun-market.com/ |
| 運営会社 | トップに法人名の記載はなし(規約類には「SHOGUN CAPITAL LTD」) |
| 金融登録 | 金融庁の無登録業者の一覧に載っています(令和8年1月) |
| 所在地 | 〒531-0071 大阪市北区中津1-11-1中津センタービル(サイトの記載) |
| 連絡先 | support@shogun-markets.net(サイトの表示) |
| ドメイン登録 | 2025年7月9日(調査時点で約1年4か月前) |
| ドメインの更新期限 | 2027年7月9日 |
| レジストラ | NameSilo, LLC |
Shogun Marketsのサイトで確認された6つの不審点
ここからは、DataProがShogun Marketsのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.サイトに書かれた住所とサービス名が、関東財務局の警告・金融庁の一覧の無登録業者と同じ
Shogun Marketsのページの足元には「〒531-0071 大阪市 北区 中津1-11-1中津センタービル」の住所が書かれていますが、この住所は、関東財務局が令和8年1月29日に公表した無登録業者「SHOGUN CAPITAL LTD」の所在地と同じです。関東財務局は、この業者がインターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたとして、登録のない業者の勧誘に応じないよう呼びかけました。備考には「当該業者が提供するサービスの名称は「Shogun Markets」である。」とあり、サービス名もサイトの名前と同じです。

金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等」の一覧にも、「SHOGUN CAPITAL LTD」が令和8年1月の掲載として載っています。なお、関東財務局のページには、業者名と所在地は勧誘の資料などに基づくもので、虚偽の可能性があるという注記があります。
日本語の画面と大阪の住所があっても、日本の登録を受けた業者として扱うことはできません。
2.サイトに書かれた英国の登録番号を引くとロンドンの会社が出るが、リスク警告のページはセントルシア法人と書いている
Shogun Marketsのプライバシーとセキュリティの方針は、会社概要に「法人名:SHOGUN CAPITAL LTD」「登録地:英国、登録番号:14431898」と書いています。この番号を英国の会社登記(Companies House)で引くと、「SHOGUN CAPITAL LTD」が出ますが、登録住所は86-90 Paul Street, Londonです。サイトの足元の住所は大阪で、登記の住所とは違います。

ページの一番下の「警告」で開くサイトのリスク警告のページは、提供会社を「SHOGUN CAPITAL LTD(セントルシア法人)」と書いています。同じ社名の会社が、プライバシーの方針では英国、リスク警告のページではセントルシアとされ、足元の住所は大阪になっています。

日本で金融商品取引業を行う業者は、サイトなどに会社名と日本の登録番号を示すことが、金融商品取引法で決められています。このサイトに書かれた番号は英国のもので、日本の登録を受けた業者とは言えません。運営会社がどこの国のどの会社なのかが、サイトの中で一つに定まっていません。
3.文面や登録番号が、同じ作りのサイト「カワ金融」(kawafinancial.com)と同じ
Shogun Marketsの本文の文のいくつかと利用規約の1.1項は、調査済みの別のサイト「カワ金融」(kawafinancial.com)と一字一句同じです。クッキーポリシーも、「Shogun」と「カワ金融」の部分を除いて同じ文です。
カワ金融のプライバシーの方針に書かれた英国の登録番号も、Shogun Marketsと同じ「14431898」で、右下のAnyDeskの案内の枠も2つのサイトに共通しています。2つのサイトの運営者が同じかどうかは分かりません。ただ、規約や会社概要が、別のサイトと共通のひな形から作られている可能性があります。
さらに、Shogun Marketsのログイン画面(trading.shogun-markets.com)のページのソースには、客の口座や入出金を管理する画面のアドレス「backoffice.jap-nest.com」が書かれています。同じアドレスは、カワ金融やnihonmarkets.comなどのログイン画面でも使われていて、eTakara(etakara.com)の記事で取り上げた、名前の違う取引サイトが同じ口座の管理画面を使う組と同じ仕組みです。名前の違う取引サイトが、客の口座を同じ所で管理している可能性があります。

4.右下の案内の枠が、遠隔操作ソフトAnyDeskのダウンロードにつながっている
スマートフォンでトップページを開くと、画面の右下に「ダウンロードはこちら」のボタンを載せた枠が浮かび、スクロールしても残ります。枠のアイコンはAnyDeskの画像で、ボタンの行き先は、AnyDeskのWindows版のダウンロードページです。FX会社の口座アプリや取引アプリではありません。

AnyDeskは、入れたパソコンの画面を、離れた相手が見たり操作したりできるようにするソフトです。サポートを理由にこのソフトを入れるよう案内されると、パソコンの画面を見られたり、操作されたりするおそれがあります。
5.表示された電話番号と、押したときの発信先が別の番号になっている
ページの足元の連絡先の欄には、電話番号が「815068874498」と表示されています。ところが、この番号を押したときの発信先は「+815068883670」で、表示とは違う番号です。表示された番号にかけたつもりでも、別の番号につながるおそれがあります。

6.ドメイン・メール・ページの題名で、サイトの名前が揃っていない
サイトのアドレスは「shogun-market.com」ですが、足元の連絡先の欄(上の写真)に表示されたメールは「support@shogun-markets.net」で、口座開設とログインの行き先も「trading.shogun-markets.com」と、「s」の付いた名前です。クッキーポリシーの問い合わせ先は、さらに別の「support@shogun.com」です。
会社概要のページの題名の一部も、「SHIGUN MARKETS」と綴られています。ロゴと題名は「Shogun Markets」ですが、アドレスやメールの名前が場所ごとに違うため、どれが正しい窓口なのかが分かりません。
Shogun Marketsの口コミ・評判を調査
インターネットでShogun Marketsについて調べましたが、利用した人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。
ただ、Shogun Marketsはドメインの登録から約1年4か月のサイトで、まだ情報が出揃っていない可能性があります。被害の報告が無いからといって油断はできません。
Shogun Marketsから出金できない場合に確認したいこと
Shogun Marketsへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
- 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
- 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
- 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
- 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
- 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた
すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。
追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。




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Shogun Marketsに送金したお金は返金できる?
Shogun Marketsへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
Shogun Marketsの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。
銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。Shogun Marketsへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
Shogun Marketsに関するよくある質問
Shogun Markets(shogun-market.com)は詐欺サイトですか?
Shogun Marketsのサイトに書かれた住所とサービス名は、関東財務局が警告し、金融庁の一覧にも載る無登録業者「SHOGUN CAPITAL LTD」と同じです。サイトに書かれた大阪の住所は日本の登録を受けた業者の証明にはならず、書かれた登録番号も英国のものです。その番号で同じ社名の会社が英国に登録されていますが、住所はロンドンで、サイトの大阪の住所とは違います。日本の当局が警告している住所とサービス名を載せるサイトへの入金や個人情報の提供は、避けてください。
Shogun Marketsから出金できない場合はどうすればよいですか?
まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。
税金や保証金を払えば出金できますか?
出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。
Shogun Marketsに送金したお金は返金できますか?
返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。
暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?
トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。
右下の案内の枠からAnyDeskを入れてもよいですか?
この枠のボタンの行き先は、AnyDeskのダウンロードページです。AnyDeskは、入れたパソコンの画面を離れた相手が見たり操作したりできるようにするソフトです。サポートを理由に入れるよう案内されても、入れないでください。
Shogun Marketsを利用している方へ
DataProの調査で見つかったShogun Marketsの不審点は、次のとおりです。
- サイトに書かれた住所とサービス名が、関東財務局の警告・金融庁の一覧の無登録業者と同じ
- 英国の登録番号を引くとロンドンの会社が出るが、リスク警告のページはセントルシア法人と書いている
- 文面や登録番号が、別のサイト「カワ金融」と同じ
- 右下の案内の枠が、遠隔操作ソフトAnyDeskのダウンロードにつながっている
- 表示された電話番号と、押したときの発信先が別の番号になっている
- ドメイン・メール・ページの題名で、サイトの名前が揃っていない
以上のことから、Shogun Marketsへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




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