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Limitless(iamlimitless.io)は安全?規約に「代金は返金されない」と書かれたNFTパック販売の被害に注意

Limitless(iamlimitless.io)は、スポーツ関連の新しいWeb3事業に参加できるサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、パックの販売はすでに終わっていて、利用規約には、買ったパックの代金は返金されず、キャンセルも引き出しもできないと書かれているなど、不審な点がいくつも見つかりました。

本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったLimitlessの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。

Limitlessの怪しい点

  • 規約で、パックの代金は返金されず、キャンセルも引き出しもできないと決められている
  • もめたときは、キプロスでの英語の仲裁に、通知から6か月以内に申し立てる決まり
  • 「日本向け」をうたうパックが並ぶが、購入の画面は「Sales are over」と出る
  • 紹介の報酬が「正しく計算されないことがある」と、試験版の注意書きに書かれている
  • 運営会社は英領ヴァージン諸島の法人で、日本の登録番号は書かれていない

これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、返金も引き出しも求められない条件を規約に置いたサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。

Limitlessに入金している方へ

出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

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Limitlessは詐欺?独自調査で判明した実態

Limitlessのトップページ
Limitlessのトップページ。「Welcome to Limitless!」の文と「Participate」のボタンが表示され、上には「Install TronLink」のボタンがある(2026年10月確認)

トップページには、英語で「Take part in tomorrow’s most innovative Web3 projects.(明日の最も革新的なWeb3事業に参加しよう)」と書かれ、「Participate」のボタンがあります。上の「Install TronLink」のボタンから、TronLinkというウォレットをつないで使う作りに見えます。規約によれば、買うのは「Founder’s Packs」と呼ばれる非代替性トークン(NFT)で、「Blockchain Sports」という新興企業の成長を支える「Founders Program」への参加だと説明されています。

ただし、パックの販売はすでに終わっています。規約の別表では、パックを配る期間は2024年2月21日から2024年8月16日までとされ、今は購入の画面に「Sales are over」(販売は終了しました)と出て、新しく買うことはできません。この記事では、すでにパックを買った人が知っておきたい規約の条件を中心に、不審な点を整理します。

Limitlessの基本情報は、次のとおりです。

調査項目
サイト名Limitless(画面の題名は「Limitless Platform」)
URLhttps://iamlimitless.io/
運営会社規約に「Global Being Solutions Corp.」(英領ヴァージン諸島の法人)と記載されています
金融登録サイトに日本の登録番号の記載はなく、金融庁の登録業者の一覧にも見当たりません
所在地規約に、英領ヴァージン諸島トルトラ島ロードタウンの住所が記載されています
連絡先ページ下の「Support」は、Telegramのボットにつながります
ドメイン登録2024年2月4日(調査時点で約2年8か月前)
ドメインの更新期限2029年2月4日
レジストラGoDaddy.com, LLC

Limitlessのサイトで確認された5つの不審点

ここからは、DataProがLimitlessのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。

1.規約で、パックの代金は返金されず、キャンセルも引き出しもできないと決められている

ページの一番下の「Terms of Use」から開ける利用規約(PDF。最終更新2024年6月7日)には、Founder’s Packsは投資・貸付・通貨・証券・商品のいずれでもなく、投資の目的で買うべきものでもない、と書かれています。そのうえで、次の条文があります。

Any price and/or other amounts paid for Founder’s Packs are non-refundable. Such purchases cannot be cancelled or withdrawn in any other way.

「Founder’s Packsに支払った金額は返金されない。購入は、ほかのどんな方法でも、キャンセルも引き出しもできない」という意味です。

同じ規約には、支払った全額を失うおそれがあること、Founder’s Packsに価値がなくなることがあり、売れることも払った値段で売れることも保証されないこと、会社に対していかなる理由でも返金・補償・払い戻しを求めないこと、会社はいつでも購入の依頼を断ったり取り消したりできることも書かれています。

そのうえ、トップの下のほうには、ロックアップ(引き出せない期間)が36か月で、目標額の9400万ドルに達すると18か月に短くなる、と書かれています。すでにパックを買った人は、規約の上では、払った代金の返金を求めることも、途中でキャンセルして引き出すこともできず、そのうえ長い期間お金を動かせない条件です。それなのに、こうした条件はトップには出てこず、ページの一番下の規約の中にしかありません。

2.もめたときは、キプロスでの英語の仲裁に、通知から6か月以内に申し立てる決まり

規約の紛争解決の条項は、通知から90日間の話し合いのあと、キプロスの仲裁・調停センター(CAMC)の規則による仲裁に進む、というものです。仲裁地はキプロスのリマソール、言語は英語、仲裁人は3人で、仲裁の申立ては最初の通知から6か月以内に行うと決められています。集団での仲裁や訴訟は認められていません。

規約の上では、争うとなれば日本ではなくキプロスで、英語で、期限つきで進めることになります。日本の利用者にとって、争うこと自体の負担が大きい条件です。ほかの人と一緒に申し立てる道も、規約の上では閉じられています。

3.「日本向け」をうたうパックが並ぶが、購入の画面は「Sales are over」と出る

スマホでトップの「Participate」を押すと、「Motor Sports XR 1 (Japan Edition)」など日本向けをうたう名前のパックまで、残りの数つきで並びます。ところが、そのパックを押しても、金額の欄には「…」とだけ出て数字が出ず、同じ画面に「Sales are over(販売は終了しました)」と出るだけです。

Limitlessの購入の画面。日本向けをうたうパックと、「Sales are over」の表示がある
購入の画面。「Motor Sports XR 1 (Japan Edition)」を押すと、画面の下に「Sales are over」と出る(黄色の印はDataProが付けたもの)(2026年10月確認)

販売が終わって2年以上たつのに、トップは今も参加を呼びかけ、購入の画面にはパックの残りの数まで出ています。

4.紹介の報酬が「正しく計算されないことがある」と、試験版の注意書きに書かれている

購入の画面などの一番下には、小さな黄色い文字で、次のように書かれています。

Currently the running software is in the alpha (version 0.9.1). Referral rewards might not be calculated properly. Please Report Bug if you have found the issue.

「今動いているソフトは試験版(alpha、バージョン0.9.1)で、紹介の報酬が正しく計算されないことがある。不具合を見つけたら報告してほしい」という意味です。

Limitlessの購入の画面の一番下にある試験版の注意書き
スマートフォンで開いた購入の画面の一番下。黄色い文字で、試験版(alpha、バージョン0.9.1)で紹介の報酬が正しく計算されないことがある、と書かれている(2026年10月確認)

規約の紹介プログラムの条項では、紹介リンクから登録した人がパックを買うたびに、紹介者が手数料を受け取ります。紹介の報酬が合計1万ドルを超える人は本人確認が必要で、会社は確認が済むまで紹介報酬の支払いを止められます。

紹介の報酬は、計算が正しくないことがあるとサイト自身が書き、規約は会社の判断で支払いを止められるとしています。知り合いを紹介して報酬を得られると聞いて参加した人も、計算が正しくないことがあるソフトの上で、会社の判断次第で報酬を受け取れなくなります。

5.運営会社は英領ヴァージン諸島の法人で、日本の登録番号は書かれていない

規約の冒頭には、サイトは「Global Being Solutions Corp.」(英領ヴァージン諸島の法人。登録番号2142283、登録住所はトルトラ島ロードタウン)が所有・運営すると書かれています。規約が利用を禁じる国は北朝鮮・キューバ・スーダン・ベネズエラ・アメリカだけで、日本は含まれていません。

日本向けをうたう名前のパックまで並べ、日本の人も利用できる条件にしていながら、日本の金融庁の登録を示す番号は、サイトに書かれていません。

日本で金融商品や暗号資産(仮想通貨)を扱う業者は、サイトなどに会社名と登録番号を示すことが、金融商品取引法や資金決済法で決められています。また、契約の前には、会社名・住所・登録番号・手数料などを客に示さなければなりません。

Limitlessの口コミ・評判を調査

インターネットでLimitlessについて調べましたが、利用した人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。

ただ、Limitlessは紹介リンクで人を呼び込む仕組みがあり、紹介を受けた人だけが使うサイトは、口コミや被害の報告が表に出にくい傾向があります。被害の報告が無いからといって油断はできません。

Limitlessから出金できない場合に確認したいこと

Limitlessへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。

  • 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
  • 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
  • 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
  • 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
  • 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
  • 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた

すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。

追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。

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DataProに無料で被害状況を相談する

Limitlessに送金したお金は返金できる?

Limitlessへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。

ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。

送金方法確認・保存する情報
暗号資産(仮想通貨)TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する
銀行振込振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する
クレジットカード利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する

調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。

しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。

Limitlessの被害に気づいたときにやるべきこと

出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。

  1. 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
  2. やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
  3. 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
  4. 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。

銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。

調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある

暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。

DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。

調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。Limitlessへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。

Limitlessに関するよくある質問

Limitless(iamlimitless.io)は詐欺サイトですか?

Limitlessの利用規約は、買ったパックの代金は返金されず、争うときはキプロスでの英語の仲裁になると定めています。それなのにトップは参加と紹介の報酬を前面に出し、購入の画面は「Sales are over」と出たままです。返金も補償も求められない条件のサイトへの入金や個人情報の提供は、避けてください。

Limitlessから出金できない場合はどうすればよいですか?

まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。

税金や保証金を払えば出金できますか?

出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。

Limitlessに送金したお金は返金できますか?

返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。

暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?

トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。

Limitlessの紹介リンクで人を誘うと、報酬を受け取れますか?

規約には、紹介リンクから登録した人がパックを買うたびに、紹介者が手数料を受け取れると書かれていますが、実際に受け取れるかどうかは会社次第です。報酬が合計1万ドルを超えると本人確認が必要になり、確認が済むまで会社は支払いを止められるうえ、購入の画面の下にも、紹介の報酬が正しく計算されないことがあるという注意書きがあるためです。知り合いを誘う前に、これらの記載を確認してください。

Limitlessを利用している方へ

DataProの調査で見つかったLimitlessの不審点は、次のとおりです。

  • 規約で、パックの代金は返金されず、キャンセルも引き出しもできないと決められている
  • もめたときは、キプロスでの英語の仲裁に、通知から6か月以内に申し立てる決まり
  • 「日本向け」をうたうパックが並ぶが、購入の画面は「Sales are over」と出る
  • 紹介の報酬が「正しく計算されないことがある」と、試験版の注意書きに書かれている
  • 運営会社は英領ヴァージン諸島の法人で、日本の登録番号は書かれていない

以上のことから、Limitlessへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。

被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります

送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。

相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。

振り込んだお金・仮想通貨を徹底追跡。被害金の回収・返金に向けた調査をサポート

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まずは状況をお聞かせください

詐欺かどうか判断がつかない段階でもかまいません。ご相談と一次調査は無料です。

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