Mexcolift(mexcolift.com)は、暗号資産やFXなどを取引できるサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、トップ画面の一番下にある会社の説明が、監督する機関は英領バージン諸島、登録住所はセントビンセント・グレナディーン、営業住所は別の会社名「IEXS LLC」のロンドンの住所と、3つの国・名前を並べているなど、不審な点がいくつも見つかりました。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったMexcoliftの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
Mexcoliftの怪しい点
- トップ画面の会社の説明が、監督する機関・登録住所・営業住所で、3つの国・名前を並べている
- 「MEXPocket」の名前で注意喚起が相次いだあと、同じアドレスのまま名前とサイトが入れ替わっている
- 日本語に切り替えると、「入金」が「補充します」、「出金」が「撤退」になる
- 日本の登録番号が書かれておらず、規約や会社概要へのリンクも無い
これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、会社の説明が3つの国・名前に分かれていて、運営の実態がつかめないサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。
Mexcoliftに入金している方へ
出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

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Mexcoliftは詐欺?独自調査で判明した実態

トップページは「Smart Global Forex Trading」と、FXの取引を案内する見出しを掲げています。パソコンで開いても、画面の下にメニューが並ぶスマートフォン用のアプリのような作りのまま表示され、相場の欄には米国株・香港株・暗号資産・金属が並びます。
Mexcoliftの基本情報は、次のとおりです。
| 調査項目 | |
|---|---|
| サイト名 | Mexcolift |
| URL | https://mexcolift.com/ |
| 運営会社 | サイト内に「Mexcolift Group Ltd」と記載されています(営業住所の会社として「IEXS LLC」も出ます) |
| 金融登録 | サイトに日本の登録番号の記載はなく、金融庁の登録業者・無登録業者の一覧にも見当たりません。英領バージン諸島の金融サービス委員会(FSC)の認可を受けているとの記載があります |
| 所在地 | 登録住所はセントビンセント・グレナディーンのキングスタウン、営業住所は「IEXS LLC」のロンドンの住所と記載されています |
| 連絡先 | メールアドレス(support@Mexcolift.com)とチャットの窓口があります。受付時間は毎日0時〜23時59分(UTC-4)と記載されています |
| ドメイン登録 | 2010年8月6日(サイトの名前が確かめられるのは2025年11月から) |
| ドメインの更新期限 | 2027年8月6日 |
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd. |
Mexcoliftのサイトで確認された4つの不審点
ここからは、DataProがMexcoliftのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.トップ画面の会社の説明が、3つの国・名前を並べている
Mexcoliftのトップ画面を一番下まで送ると、「Group Address」の欄に「British Virgin Islands (BVI)」の見出しと、次の英語の段落があります。
Mexcolift Group Ltd is authorized and regulated by the British Virgin Islands Financial Services Commission (FSC). The registered address of Mexcolift Group Ltd is Euro House, Richmond Hill Road, PO Box 2897, Kingstown, Saint Vincent & the Grenadines, with registration number 282 LLC 2020. The business address of IEXS LLC is 3 Beeston Place, London, UK, SW1W 0JJ.
Mexcolift Group Ltdは英領バージン諸島の金融サービス委員会の認可と規制を受けている、登録住所はセントビンセント・グレナディーンのキングスタウン、営業住所はIEXS LLCのロンドンの住所、という意味です。

認可を受けたと書かれた国と、会社の登録住所の国は別です。営業住所は、サイトの名前とは別の会社「IEXS LLC」のロンドンの住所です。正規の金融業者であれば、認可を受けた国、登録した国、営業している会社は、同じ会社の話として示され、読者は認可した機関の登録簿で確かめられます。この段落からは、どの国の、どの会社が、誰の認可で運営しているのかが読み取れず、トラブルのときにどの国のどの機関へ相談すればよいのかも分かりません。
2.「MEXPocket」の名前で注意喚起が相次いだあと、同じアドレスのまま名前とサイトが入れ替わっている
mexcolift.comのサイトは、2025年11月の時点では「MEXPocket」という名前でした。2026年の5月から9月にかけて、「MEXPocket(mexcolift.com)」の名前で、出金できないなどと注意を呼びかける記事が、日本語のサイトにいくつも出ています。
ところが今、同じアドレスを開くと、名前は「Mexcolift」に変わっています。ページの作りを比べると、名前を書き換えただけでなく、まったく別のプログラムのサイトに入れ替わっています。ドメインの登録の記録が最後に更新されたのも、2026年10月4日です。
「MEXPocket」の名前で注意が広まったあとに、名前もサイトも替えていることになります。持ち主が変わったのか、同じ運営者が作り直したのかは分かりませんが、「Mexcolift」の名前で調べても、MEXPocketのときの注意にはたどり着けません。サイトを調べるときは、名前だけでなく、アドレス(mexcolift.com)でも調べてください。
サイトの説明も、画面の見出しと説明文で食い違っています。説明文は「暗号資産580種類以上を売買できる」とうたいますが、画面の見出しは「Smart Global Forex Trading」とFXです。
3.日本語に切り替えると、「入金」が「補充します」、「出金」が「撤退」になる
Mexcoliftの画面は英語で表示され、日本語に切り替えると、トップの「Deposit(入金)」が「補充します」、「Withdrawal(出金)」が「撤退」、「Link Digital Wallet」が「デジタルウォレットをバインドする」になります。

日本のサービスなら「入金」「出金」と書く言葉が、見慣れない訳になっています。英語の画面の文字を、機械翻訳に通して日本語にした可能性があります。
4.日本の登録番号が書かれておらず、規約や会社概要へのリンクも無い
Mexcoliftのトップには、会社名と英領バージン諸島の認可の説明がありますが、日本の登録番号の記載はなく、金融庁の登録業者の一覧にもMexcoliftと運営会社の名前は載っていません。無登録業者の一覧にも載っていませんが、そのことは安全の根拠になりません。また、トップ画面には、規約や会社概要のページへ進むリンクも無いのが現状です。
問い合わせ先は、トップの「Online service」から開くチャットと、support@Mexcolift.comのメールアドレスです。チャットの画面には、会社名・担当者名・電話番号が出ません。
日本で金融商品や暗号資産(仮想通貨)を扱う業者は、サイトなどに会社名と登録番号を示すことが、金融商品取引法や資金決済法で決められています。また、契約の前には、会社名・住所・登録番号・手数料などを客に示さなければなりません。Mexcoliftのサイトには、日本の登録番号は書かれていません。
Mexcoliftの口コミ・評判を調査
「Mexcolift」の名前では、利用した人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。一方、前の名前の「MEXPocket」では、出金できないなどと注意を呼びかける記事が、2026年に複数出ています。
このサイトのように、注意が広まったあとに名前を替えて作り直すこともあるため、今の名前で被害の報告が無いからといって、油断はできません。
Mexcoliftから出金できない場合に確認したいこと
Mexcoliftへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
- 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
- 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
- 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
- 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
- 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた
すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。
追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。




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Mexcoliftに送金したお金は返金できる?
Mexcoliftへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
Mexcoliftの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。
銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。Mexcoliftへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
Mexcoliftに関するよくある質問
Mexcolift(mexcolift.com)は詐欺サイトですか?
Mexcoliftのトップ画面の会社の説明は、監督する機関は英領バージン諸島、登録住所はセントビンセント・グレナディーン、営業住所は別の会社名「IEXS LLC」のロンドンの住所と、3つの国・名前に分かれています。日本の登録番号も書かれておらず、ドメインは2010年の登録でも、サイトの過去の記録は2025年11月以降で、題名は「MEXPocket」でした。運営の実態がつかめないサイトへの入金や個人情報の提供は、避けてください。
Mexcoliftから出金できない場合はどうすればよいですか?
まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。
税金や保証金を払えば出金できますか?
出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。
Mexcoliftに送金したお金は返金できますか?
返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。
暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?
トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。
Mexcoliftを利用している方へ
DataProの調査で見つかったMexcoliftの不審点は、次のとおりです。
- トップ画面の会社の説明が、3つの国・名前を並べている
- 「MEXPocket」の名前で注意喚起が相次いだあと、同じアドレスのまま名前とサイトが入れ替わっている
- 「入金」が「補充します」、「出金」が「撤退」と訳されている
- 日本の登録番号が書かれておらず、規約や会社概要へのリンクも無い
以上のことから、Mexcoliftへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




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