暗号資産(仮想通貨)の取引画面を提供する「NEXTLEVEL(axis-core.bet)」について、DataProがサイトの表示内容と公開情報を調べました。
このサイトは、個別に渡されたURLからしか取引画面を開けない作りになっています。トップページにアクセスしても、ロゴと「CRYPTO TRADING」という文字が表示されるだけです。
会社概要も利用規約も見当たりませんでした。ページが用意されていて中身が薄いのではなく、表示する文言そのものがサイトに含まれていません。
本記事では、確認できたサイトの構造、ドメインの登録情報、管理画面の状態、そして送金してしまった場合に取るべき対応を整理します。
NEXTLEVELの怪しい点
- サイトが名乗る「NEXTLEVEL」と、ドメイン名 axis-core.bet が対応していない
- 利用規約・プライバシーポリシー・会社概要・問い合わせが、いずれも用意されていない
- 取引画面はURLに含まれるトークンからしか開かず、公開された登録の導線を確認できない
- ドメインの登録者は氏名・組織名・連絡先が伏せられている
- 管理側が利用者の残高や取引を書き換えるための表示文言が、公開されているプログラムに含まれている
これらの確認結果だけで、法的に詐欺と断定することはできません。
ただし、資産を預ける相手として運営者をたどれる情報が一つもありません。NEXTLEVELへの入金や追加送金は、慎重に判断すべき状態だと考えられます。
NEXTLEVELに入金している方へ
手数料、税金、保証金、本人確認費用などを理由に新たな支払いを求められても、追加送金は行わないでください。
渡されたURL、送金日時、送金先のウォレットアドレス、トランザクションIDの記録を保存しましょう。
送金記録が残っていれば、返金・被害回復に向けて確認できることが残っている場合があります。DataProでは、現在の状況を無料で確認しています。

相談無料・24時間365日受付
NEXTLEVELは詐欺?独自調査で判明した実態
DataProがNEXTLEVEL(axis-core.bet)のサイト表示と公開情報を照らし合わせた結果は、次のとおりです。

| 調査項目 | DataProの確認結果 |
|---|---|
| 運営会社 | 確認できず。サイト内に会社名・所在地・代表者を確認できませんでした |
| 連絡先 | 確認できず。問い合わせにあたる画面も文言も見当たらない |
| 利用規約・プライバシーポリシー | 記載なし。該当する文言がサイトに含まれていない |
| 金融登録 | ライセンス名・登録番号・監督当局名を確認できませんでした |
| ドメイン登録 | 2026年5月4日登録。レジストラは Tucows Domains Inc.、ネームサーバーは Cloudflare |
| ドメイン登録者 | 氏名・組織名・連絡先は非公開。国コード KN、地域 Charlestown のみ記録 |
| 総合的な判断 | 運営者を特定できる情報が公開されておらず、慎重な判断が必要 |
NEXTLEVELのサイトで確認された4つの不審点
確認できた不審点を、根拠とあわせて4つに整理します。
サイト名とドメイン名が対応していない
画面のロゴもHTMLのタイトルも「NEXTLEVEL」ですが、登録されているドメインは axis-core.bet です。名称とドメインの間に関連がありません。
名称とドメインが違うこと自体は、正規のサービスでも起こります。ただし運営者の説明が無い状態では、名乗っている名前で調べても運営実体にたどり着けません。
利用規約も会社概要も、サイトの中に存在しない
画面を組み立てているプログラムは484KBありますが、その全体を通して「利用規約」「プライバシー」「特定商取引」「運営会社」「会社概要」「問い合わせ」「免責」「リスク」という語が1件も含まれていませんでした。
入金の条件も、出金の条件も、トラブルが起きたときの取り決めも、読む場所そのものがありません。
規約ページのURLを開いて画面が表示されても、規約が存在するとは限りません。このサイトで /terms を開くと、無関係な存在しないURLを開いたときと1バイト違わない同じ応答が返りました。表示された内容そのものを確かめてください。
取引画面はURLのトークンでしか開かない
利用者の画面は、URLの末尾にトークンが付いた形でしか開きません。公開された新規登録の導線は確認できませんでした。誰かからURLを受け取らないと入れない構造です。


紹介を介して登録する仕組み自体は、正規のサービスにもあります。ただしサイト側に問い合わせ窓口を確認できないため、URLを渡してきた相手以外に連絡先が残らない可能性があります。
管理者ログイン画面が公開され、残高を書き換える機能が用意されている
管理者用のログイン画面は、誰でも開ける状態でした。DataProではログインを試みておらず、その先の管理画面そのものは確認していません。

そして、画面を組み立てるプログラムには管理側の表示文言も含まれていました。「新しい残高を入力(¥)」「この取引を削除します。よろしいですか?」といった文字列です。
利用者に見えている残高や取引履歴を、管理側から書き換えられる機能が用意されているということです。実際に書き換えが行われたかどうかは確認していません。ただし画面上の数字は、取引所の残高証明ではなく管理側が設定できる表示だという前提で見る必要があります。
NEXTLEVELの口コミ・評判を調査
NEXTLEVEL(axis-core.bet)について、検索エンジンと公開情報を調べました。
| 調査先 | 確認結果 |
|---|---|
| 検索エンジン | 「axis-core.bet」を完全一致で検索すると10件が返るが、いずれも Axis Communications や個別指導Axis など「Axis」を含む無関係な企業・サービス。対象ドメインに言及するページは含まれていなかった |
| 金融庁の公開情報 | 金融事業者一括検索で「NEXTLEVEL」「ネクストレベル」とも0件。ただし運営法人名が不明で、法人名による照合はできていない |
対象ドメインに言及する投稿を確認できなかったことは、NEXTLEVELが安全であることを意味しません。
「Axis」という語は無関係な企業名として広く使われているため、サイト名やドメイン名で検索しても、対象と関係のない結果に埋もれやすくなっています。検索で情報が出てこないことを、安全の裏づけとして扱わないでください。
NEXTLEVELから出金できない場合に確認したいこと
NEXTLEVELへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に当てはまっていないか確認してください。
- 出金の条件として、税金・保証金・手数料などの名目で別途送金を求められている
- 本人確認や口座の凍結解除を理由に、追加の支払いを案内されている
- 支払期限を示され、その場で判断するよう急かされている
- URLを渡してきた相手と連絡が取れなくなっている
正規のサービスでも、本人確認や出金審査が行われることはあります。判断が分かれるのは、審査そのものではなく、その先で新たな支払いを求められるかどうかです。
すでに画面上に残高があるにもかかわらず、出金の条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加被害につながる可能性を考えて慎重に対応してください。
このサイトには問い合わせ窓口が用意されておらず、支払ってから交渉するという前提が成り立ちません。請求名目、金額、送金先、支払期限が分かる画面を保存してください。




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NEXTLEVELに送金したお金は返金できる?
送金した資金が戻るかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手との連絡状況によって変わります。
すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。暗号資産での送金であれば、送金先アドレスやトランザクションIDが記録として残っていることがあります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査で資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。回収できる金額や可否は、資金の移動先や相手の状況によって変わります。
NEXTLEVELの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が起きている場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、手数料、本人確認費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- 渡されたURLを保存するトークンを含む取引画面のURLそのものが手掛かりになります。ブラウザの履歴やメッセージに残っている場合は、消さずに保存してください。
- 送金情報を整理する暗号資産で送金した場合はTXIDと送金先アドレス、銀行振込やカード決済の場合は明細と決済事業者名を整理します。
- 現在の状況を専門家へ相談する記録を整理したら、暗号資産の資金追跡を扱う調査会社や、利用した金融機関・カード会社へ相談しましょう。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、そこから資金がどこへ移動したかをたどれる場合があります。
DataProでは、ブロックチェーン上の取引記録の解析を活用し、送金先アドレスを起点とした資金の移動状況を調べています。分かる範囲は案件ごとに異なります。
調査によって返金をお約束することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのかはお伝えできます。
NEXTLEVELへの送金に不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
NEXTLEVELに関するよくある質問
NEXTLEVELの運営会社はどこですか?
サイト内に会社名・所在地・代表者・連絡先のいずれも記載がありませんでした。ドメインの登録者情報も代理サービスで伏せられており、国コード KN と地域 Charlestown が記録されているだけです。
画面に表示されている残高は、実際に持っている資産ですか?
画面からは判断できません。確認できたのは、管理側の機能として「新しい残高を入力(¥)」という表示文言が用意されていることです。実際に書き換えが行われたかどうかは確認していませんが、画面上の数字を資産の裏付けとして扱わないでください。
入金した資金は出金できますか?
出金の条件はサイト上に記載がなく、確認できませんでした。利用規約にあたる文書が用意されていないため、出金にどのような条件が付くのかを事前に読む手段がありません。
NEXTLEVELは金融庁に登録されていますか?
サイト上に運営法人の正式名称や登録番号が無く、金融庁の公開情報と照合できなかったため、登録の有無を確認できていません。登録済みであるとも、無登録であるとも判断できない状態です。
すでに入金してしまいました。どうすればよいですか?
まず追加の送金を止めてください。そのうえで、渡されたURL、送金日時、送金先のウォレットアドレス、TXID、相手とのやり取りを保存してください。記録が残っていれば、資金の移動状況を確認できる場合があります。
NEXTLEVELを利用している方へ
DataProがNEXTLEVEL(axis-core.bet)を調べた結果、運営者を特定できる情報も、法的文書も、連絡手段も確認できませんでした。確認できたのは次の点です。
- サイトが名乗る「NEXTLEVEL」と、ドメイン名 axis-core.bet が対応していない
- 利用規約・プライバシーポリシー・会社概要・問い合わせにあたる文言が、サイトに含まれていない
- 取引画面はURLのトークンからしか開かず、公開された登録の導線がない
- 管理側が利用者の残高や取引を書き換えるための表示文言が、公開されているプログラムに含まれている
いずれもサイト上の表示と公開情報から確認した内容です。確認できなかった項目については、安全であるとも危険であるとも判断していません。
入金や追加送金を検討している場合は、運営者を特定できる情報が公開されているかどうかを判断の材料にしてください。
まず記録を整理することが、その後の判断の土台になります。送金記録や渡されたURLが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。相談の時点で、契約や調査を決める必要はありません。




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