EARNFOREX(earnforexjp.com)は、FXなどの取引ができる業者のサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、サイトの中身が実在の海外FX会社「STARTRADER」のサイトの写しで、同じく写しのSHEER MARKETSと同じ作りであるなど、不審な点がいくつも見つかりました。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったEARNFOREXの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
EARNFOREXの怪しい点
- サイトの中身が、実在の海外FX会社「STARTRADER」のサイトの写しで、SHEER MARKETSと同じ作り
- 「App Store」「Google Play」のボタンが別ドメインの配布ページにつながり、EARNFOREXとは違う名前のアプリが並ぶ
- 「5つの規制」の中身が、トップと会社概要のページで食い違う
- 口座開設の先が別ドメインで、「口座開設」を押すと接続エラーの画面になる
- サイトが作られてから約9か月半しか経っていない
これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、運営者も取引の条件も分からないサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。
EARNFOREXに入金している方へ
出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

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EARNFOREXは詐欺?独自調査で判明した実態

トップページは、「世界有数のブローカー」として、CFD(差金決済取引)を取引できるとうたっています。
EARNFOREXの基本情報は、次のとおりです。
| 調査項目 | |
|---|---|
| サイト名 | EARNFOREX |
| URL | https://earnforexjp.com/ |
| 運営会社 | サイトに会社名・代表者の記載はありません |
| 金融登録 | サイトに登録番号の記載はなく、金融庁の登録業者の一覧にも見当たりません |
| 所在地 | サイトに記載はありません |
| ドメイン登録 | 2026年1月5日(調査時点で約9か月半前) |
| ドメインの更新期限 | 2027年1月5日 |
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd. |
EARNFOREXのサイトで確認された5つの不審点
ここからは、DataProがEARNFOREXのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.サイトの中身が、実在の海外FX会社「STARTRADER」のサイトの写しで、SHEER MARKETSと同じ作り
EARNFOREXのトップページのソースには、実在の海外FX会社「STARTRADER」の名前とアドレスが残っています。画面に「STARTRADER」の文字は出てきませんが、ログインのボタンの行き先を、STARTRADERの口座のアドレス(myaccount.startradermarkets.com)から、EARNFOREXのログイン画面(m.earnforexjp.cc)に書き換える仕組みが入っています。

トップの「5つの規制」の欄に並ぶ「SCA、ASIC、FSCA、FSA、FSC」も、STARTRADERが受けている当局の組み合わせと同じです。FX会社の比較サイトMyfxbookのSTARTRADERの紹介ページは、この5つを、STARTRADERの各社の登録番号とともに挙げています。

SHEER MARKETSのトップページとも、見た目と作りが同じです。EARNFOREXのトップの画像のうち4つは、SHEER MARKETSで使われている画像と中身が同じファイルで、「30以上の業界賞」「1,000,000ドルのロイズ保険」「5つの規制」の欄も同じ構成です。「チャンスの宇宙に飛び出そう」の見出しは、SHEER MARKETSの英語の見出し「Enter the universe of OPPORTUNITIES」と同じ文にあたります。STARTRADERやSHEER MARKETSとのつながりを示す記載は、EARNFOREXのサイトにありません。
EARNFOREXは、SHEER MARKETSと同じく、STARTRADERのサイトを写して名前を替えたものとみられます。
2.「App Store」「Google Play」のボタンの先に、EARNFOREXとは違う名前のアプリが並ぶ
トップページの「App Store」のボタンを押すと、EARNFOREXとは別のドメイン uiictw.com の配布ページが開きます。画面の見出しは「iOS App Download」で、「GTLINEARDAE」「Nacefin」「PBIGRLF」の3つのアプリ名が並び、それぞれに「Search GTLINEARDAE in APP Store」のように、その名前をApp Storeで検索するよう書かれています。

「Google Play」のボタンも同じで、開くのは uiictw.com の別のページです。「Android App Download」の画面には、iPhone向けとは別の「TCDVMI」「EUOPGHJ」「XZUBXH」の3つが並び、それぞれの「Download」の行き先は、Google Playにある別々のアプリです。

ボタンにはストアのマークが付いているので、利用者は公式のアプリがあると思います。ところが実際に案内されるのは、「GTLINEARDAE」のような、EARNFOREXとはまったく違う名前のアプリです。
Google Playに実際にある「TCDVMI」「EUOPGHJ」「XZUBXH」を見ると、分類はどれも「ファイナンス」ですが、紹介文は「プロフェッショナルで便利なアプリケーションを提供し…」のような決まり文句だけで、EARNFOREXの名前も、FXの取引ができることも書かれていません。「TCDVMI」のストアの画面写真は、老後の資金などを計算する「Financial Calculator」の画面です。

配布ページのソースには、画面には出ない形で、「XDYTFO」「OPHKEFK」という2つのアプリへの行き先も残っていますが、この2つは、今はGoogle Playで見つかりません。前に並んでいたアプリが消されたため、今の3つに差し替えたとみられます。
アプリにサイトと関係のない名前を付けておけば、詐欺のアプリだとしてGoogleに削除されても、EARNFOREXの名前は表に出ず、配布ページの行き先を次のアプリに差し替えるだけで済みます。意味のない名前のアプリが何本も用意されているのは、削除されることを前提にした作りとみられます。
3.「5つの規制」の中身が、トップと会社概要のページで食い違う
トップページには「5つの規制」の欄があり、「EARNFOREX には次の規制があります: SCA、ASIC、FSCA、FSA、FSC」と、海外の金融当局の略称が5つ並んでいます。

ところが、会社概要のページにも同じ「5つの規制」の欄があるのに、並んでいるのは「ASIC、CYSEC、FCA、SCA、SCB規制」です。トップと共通するのはASICとSCAだけで、残りの3つは違います。

どちらの欄にも、ライセンスの番号は書かれていません。同じサイトの中で、規制を受けているとうたう顔ぶれがページごとに違い、どれがEARNFOREXの受けているものなのか、利用者には分かりません。
日本で金融商品や暗号資産(仮想通貨)を扱う業者は、サイトなどに会社名と登録番号を示すことが、金融商品取引法や資金決済法で決められています。また、契約の前には、会社名・住所・登録番号・手数料などを客に示さなければなりません。EARNFOREXのサイトには、そのどれも書かれていません。
4.口座開設の先が別ドメインで、「口座開設」を押すと接続エラーの画面になる
トップの「口座開設」「ログイン」のボタンの行き先は、earnforexjp.com ではなく、別のドメイン m.earnforexjp.cc です。スマートフォンで「口座開設」を押すと、登録の画面ではなく、「Connection timed out」「Error code 522」と書かれた接続エラーの画面が表示されました。

パスワードや個人情報を入れる画面のアドレスが、最初に開いたサイトと違っています。earnforexjp.com と earnforexjp.cc(m.earnforexjp.cc の元のドメイン)は、2026年1月5日の同じ日に登録されています。サイトの名前とロゴは「EARNFOREX」だけで、2つのドメインの関係は書かれていません。
5.サイトが作られてから約9か月半しか経っていない
EARNFOREXのドメインが登録されたのは2026年1月5日で、調査時点で約9か月半しか経っていません。
正規の金融会社は、何年も同じアドレスでサイトを運営し、利用者が会社の歩みや評判を確かめられるようにしています。詐欺サイトの多くは、被害が表に出る前にサイトを閉じ、新しいドメインを取って作り直すことを繰り返すため、作られて間もないサイトが目立ちます。
EARNFOREXの口コミ・評判を調査
インターネットでEARNFOREXについて調べましたが、利用した人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。
ただ、EARNFOREXは作られてから約9か月半の新しいサイトで、まだ情報が出揃っていない可能性があります。また、詐欺サイトは、悪い評判が広まる前にサイトを閉じ、別の名前で作り直すことも少なくないため、被害の報告が無いからといって油断はできません。
EARNFOREXから出金できない場合に確認したいこと
EARNFOREXへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
- 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
- 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
- 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
- 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
- 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた
すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。
追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。




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EARNFOREXに送金したお金は返金できる?
EARNFOREXへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
EARNFOREXの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。
銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。EARNFOREXへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
EARNFOREXに関するよくある質問
EARNFOREX(earnforexjp.com)は詐欺サイトですか?
EARNFOREXの中身は、実在の海外FX会社「STARTRADER」のサイトを写して名前を替えたものとみられ、同じく写しのSHEER MARKETSと同じ作りです。そのうえ、「App Store」「Google Play」のボタンは別ドメインの配布ページにつながり、「5つの規制」の中身もトップと会社概要のページで食い違っています。運営者も取引の条件も分からないサイトへの入金や個人情報の提供は、避けてください。
EARNFOREXから出金できない場合はどうすればよいですか?
まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。
税金や保証金を払えば出金できますか?
出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。
EARNFOREXに送金したお金は返金できますか?
返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。
暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?
トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。
ストアのボタンから開いたページに並ぶアプリを入れてもよいですか?
ボタンの先に並ぶのは、EARNFOREXとは違う名前のアプリで、EARNFOREXのものだと分かる記載が配布ページにありません。入れないでください。すでに入れた場合は、アプリの画面と入力した内容を残し、追加の入金や個人情報の入力は止めてください。
EARNFOREXは、SHEER MARKETSと同じ運営者のサイトですか?
EARNFOREXのトップの画像のうち4つはSHEER MARKETSと同じファイルで、「5つの規制」などの欄も同じ構成ですが、同じ運営者かどうかは、EARNFOREXのサイトに書かれていません。見た目と作りが同じことだけで、運営者が同じだと決めることはできません。
EARNFOREXを利用している方へ
DataProの調査で見つかったEARNFOREXの不審点は、次のとおりです。
- サイトの中身が、実在の海外FX会社「STARTRADER」のサイトの写しで、SHEER MARKETSと同じ作り
- ストアのボタンが別ドメインの配布ページにつながり、EARNFOREXとは違う名前のアプリが並ぶ
- 「5つの規制」の中身が、トップと会社概要のページで食い違う
- 口座開設の先が別ドメインで、「口座開設」を押すと接続エラーの画面になる
- サイトが作られてから約9か月半しか経っていない
以上のことから、EARNFOREXへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




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