Good Lending(good-lending.site)は、暗号資産を預けて利回りを得られるサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、預ける枠の「Vault」を使えるようにするだけで約10万ドル(99,999 USDC)の支払いが表示されるなど、不審な点がいくつも見つかりました。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったGood Lendingの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
Good Lendingの怪しい点
- 預ける前に、Vaultを使えるようにする「Enable Fee」として約10万ドルの支払いが表示される
- 預ける手続きで、ウォレットのUSDCを上限なしで動かせる許可を求める作りになっている
- 運営会社・所在地・連絡先・規約が、サイトのどこにも書かれていない
- ロゴ・題名は「Good Lending」、著作権表示は「LENDING Protocol」と、名前が揃っていない
- 年率95.67%などの利回りを示すが、運用するファンドマネージャーが誰か書かれていない
- ドメインの登録から約10か月しか経っていない
これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、運営者も出金の条件も分からないサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。
Good Lendingに入金している方へ
出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

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Good Lendingは詐欺?独自調査で判明した実態

トップページでは、USDC・ETH・WBTCから預けるトークンを選び、「Vault」と呼ばれるカードの中から預け先を選ぶ作りで、暗号資産を預けて利回りを得られるように見えます。画面は英語だけで、日本語に切り替える表示はありません。
Good Lendingの基本情報は、次のとおりです。
| 調査項目 | |
|---|---|
| サイト名 | Good Lending – Yield Generation Platform(ロゴは「good lending」) |
| URL | https://good-lending.site/ |
| 運営会社 | サイトに会社名・代表者の記載はありません |
| 金融登録 | サイトに登録番号の記載はなく、金融庁の登録業者の一覧にも見当たりません |
| 所在地 | サイトに記載はありません |
| 連絡先 | サイトに電話番号・メールアドレス・問い合わせ窓口の記載はありません |
| ドメイン登録 | 2025年12月6日(調査時点で約10か月前) |
| ドメインの更新期限 | 2026年12月6日 |
| レジストラ | HOSTINGER operations, UAB |
Good Lendingのサイトで確認された6つの不審点
ここからは、DataProがGood Lendingのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.Vaultを使えるようにするだけで、約10万ドルの支払いが表示される
トップの「Custom Vaults」には、年率の見込みが19.00%の「Delta-Neutral Vault」と、0.00%の「2026 May Vault」の2枚のカードがあります。どちらにも「Enable Fee: 99999 USDC」の表示とボタン「Enable Vault ($99999)」があり、状態は「Vault Disabled」(無効)です。預けようとする前に、まずVaultを使える状態にするために99,999 USDC(約10万ドル)を払う表示になっています。

年率19.00%の数字に引かれて預けようとした人が、預ける前に、まず約10万ドルの支払いを求められる作りです。この支払いの行き先や、戻ってくるかどうかは、画面のどこにも書かれていません。
2.預ける手続きで、ウォレットのUSDCを上限なしで動かせる許可を求める作りになっている
Good Lendingには会員登録がなく、右上の「Connect Wallet」からウォレット(暗号資産を入れておく財布)をつないで使います。ページの作りを見ると、USDCを預ける手続きの中で、ウォレットに「承認」を求める作りになっています。
その承認は、預ける金額の分だけではなく、ウォレットに入っているUSDCを、Good Lendingの側が金額の上限なしで動かせる許可です。一度承認すると、取り消すまで、相手は持ち主が何も操作しなくても、ウォレットのUSDCを動かせる状態になります。預けた分だけでなく、あとからウォレットに入れたUSDCまで持っていかれるおそれがあります。
出した承認は、ウォレットの設定などから、あとで取り消すことができます。承認を取り消しても、すでに動かされた暗号資産は戻りません。
ウォレットをつないで使うサイトでは、承認の画面で「承認」を一回押すだけで、相手がウォレットの中の暗号資産を動かせるようになることがあります。自分でお金を送る操作をしていなくても、お金を失うおそれがあるということです。
3.運営会社・所在地・連絡先・規約が、サイトのどこにも書かれていない
Good Lendingの画面には、会社名も所在地も連絡先も、利用規約へのリンクもありません。預けたお金の扱いを定めた書面が無いまま、サイトの説明だけで預けることになります。
出金の説明も同じで、トップの「How it Works」には、請求・出金はいつでも申請できるが「Waiting period varies by vault (configurable)」(待ち時間はVaultごとに異なる〔設定可能〕)と書かれているだけです。待ち時間の長さは書かれておらず、預ける前に知る手段がありません。
日本で金融商品や暗号資産(仮想通貨)を扱う業者は、サイトなどに会社名と登録番号を示すことが、金融商品取引法や資金決済法で決められています。また、契約の前には、会社名・住所・登録番号・手数料などを客に示さなければなりません。Good Lendingのサイトには、そのどれも書かれていません。
4.ロゴ・題名は「Good Lending」、著作権表示は「LENDING Protocol」と、名前が揃っていない
ページ左上のロゴは「good lending」で、ページの題名も「Good Lending – Yield Generation Platform」です。ところが、ページ下の著作権表示は「© 2025 LENDING Protocol」で、別の名前になっています。
預け先がGood Lendingなのか、LENDING Protocolなのか、利用者には分かりません。名前が二つあるため、利用者は、どちらの名前を信用して預けるのかを決められません。
5.年率95.67%などの利回りを示すが、運用するファンドマネージャーが誰か書かれていない
「Share Vaults」のタブには、「Fund manager performance-based vaults. Your returns are tied to the fund manager’s actual trading results.」(ファンドマネージャーの実際の運用成績に連動するVault)という説明があり、「HighYield Vault」には「APY (1y) +95.670000%」と表示されています。ところが、このファンドマネージャーが誰なのかの説明は、画面にありません。

運用成績に連動すると言いながら、運用する人が誰か分からなければ、95.67%という数字が誰の何の成績なのか、利用者は確かめようがありません。一方で、「How it Works」には「The current yield is not guaranteed to be sustained indefinitely.」(現在の利回りが続く保証はない)とだけ書かれています。
6.サイトが作られてから約10か月しか経っていない
Good Lendingのドメインが登録されたのは2025年12月6日で、調査時点で約10か月しか経っていません。
正規の金融会社は、何年も同じアドレスでサイトを運営し、利用者が会社の歩みや評判を確かめられるようにしています。詐欺サイトの多くは、被害が表に出る前にサイトを閉じ、新しいドメインを取って作り直すことを繰り返すため、作られて間もないサイトが目立ちます。
Good Lendingの口コミ・評判を調査
インターネットでGood Lendingについて調べましたが、利用した人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。
ただ、ウォレットをつないで使うサイトは、SNSなどで勧誘された人だけが使うことが多く、口コミや被害の報告が表に出にくい傾向があります。また、詐欺サイトは、悪い評判が広まる前にサイトを閉じ、別の名前で作り直すことも少なくないため、被害の報告が無いからといって油断はできません。
Good Lendingから出金できない場合に確認したいこと
Good Lendingへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
- 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
- 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
- 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
- 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
- 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた
すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。
追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。




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Good Lendingに送金したお金は返金できる?
Good Lendingへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
Good Lendingの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。
銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。Good Lendingへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
Good Lendingに関するよくある質問
Good Lending(good-lending.site)は詐欺サイトですか?
Good Lendingのサイトには、Vaultを使えるようにするために約10万ドルの支払いが表示され、運営会社・所在地・連絡先・規約がどこにも書かれていません。預ける手続きでは、ウォレットのUSDCを上限なしで動かせる承認を求める作りになっています。ロゴと著作権表示の名前も揃っていません。運営者も出金の条件も分からないサイトへの入金や個人情報の提供は、避けてください。
Good Lendingから出金できない場合はどうすればよいですか?
まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。
税金や保証金を払えば出金できますか?
出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。
Good Lendingに送金したお金は返金できますか?
返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。
暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?
トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。
「Enable Vault」の支払いは、すればVaultを使えるようになりますか?
Good Lendingには「Enable Fee: 99999 USDC」の表示がありますが、支払いの行き先や、戻ってくるかどうかは、画面のどこにも書かれていません。運営者も分からないため、この支払いには応じないでください。
Good Lendingを利用している方へ
DataProの調査で見つかったGood Lendingの不審点は、次のとおりです。
- 預ける前に、Vaultを使えるようにする「Enable Fee」として約10万ドルの支払いが表示される
- 預ける手続きで、ウォレットのUSDCを上限なしで動かせる許可を求める作りになっている
- 運営会社・所在地・連絡先・規約が、サイトのどこにも書かれていない
- ロゴ・題名と著作権表示の名前が揃っていない
- 年率95.67%などの利回りを示すが、運用するファンドマネージャーが誰か書かれていない
- ドメインの登録から約10か月しか経っていない
以上のことから、Good Lendingへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




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