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m.web3-chain.usは詐欺?運営会社や所在地を確認できない実態・ウォレット接続を求める仕組みを調査

更新 2026.10.03

m.web3-chain.us(web3-chain.us)は、暗号資産(仮想通貨)の取引プラットフォームを名乗るサイトです。DataProがサイトの表示内容と公開情報を調べました。

画面には Deposit、Gold Trading、Futures、GPU Financial、Demo Trading、C2C、Arena、More の8つのメニューが英語で並びます。その下には「BTC Price Guessing」という価格当ての導線が置かれ、手前にはウォレットの接続を求めるパネルが重なって表示されます。

運営会社名、所在地、連絡先の記載は、トップページのHTMLには見当たりませんでした。利用規約とプライバシーポリシーも同様で、リンクそのものが存在しません。説明文が登録先として案内しているアドレスは、名前解決に応答しませんでした。

本記事では、DataProの独自調査で確認できたサイトの表示、ドメインの登録情報、金融庁が公表する一覧との照合結果、そして送金してしまった場合に取るべき対応を整理します。

m.web3-chain.usの怪しい点

  • 運営会社名・所在地・連絡先の記載が、トップページのHTMLに見当たらない
  • 利用規約とプライバシーポリシーへ、公開された導線からたどり着けない
  • 画面を開いた直後に、ウォレット接続を求めるパネルが最前面に出る
  • トップページのDOMに見出しが1つも無く、リンク要素も0件だった
  • 取引所を名乗りながら、トップに「BTC Price Guessing」という価格当ての導線がある
  • 説明文が登録先として案内する m.bitgin.com は、名前解決に応答しない
  • ドメインは2026年4月2日の登録で、登録者の情報が公開されていない

これらの確認結果だけで、法的に詐欺と断定することはできません。

ただし、契約条件も運営者も、公開された導線からは確認できません。その状態で最初に求められるのがウォレットの接続である以上、m.web3-chain.usでの接続や入金は、慎重な判断が必要です。

m.web3-chain.usに入金している方へ

手数料、税金、保証金、本人確認費用などの名目で新たな支払いを求められても、追加の送金は行わないでください。
相手とのやり取り、送金日時、送金先のウォレットアドレス、トランザクションID、ウォレット接続時に承認した内容を保存しましょう。
記録が残っていれば、資金の移動状況を確認できる場合があります。DataProでは、現在の状況を無料で確認しています。

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m.web3-chain.usは詐欺?独自調査で判明した実態

DataProがm.web3-chain.us(web3-chain.us)の画面表示、HTMLの原本、公開情報を照らし合わせた結果は、次のとおりです。

m.web3-chain.us(web3-chain.us)のトップページ
8つの取引メニューと「BTC Price Guessing」の手前に、ウォレットの接続を求めるパネルが重なって表示される
調査項目DataProの確認結果
運営会社トップページのHTMLに法人名の記載を確認できず
所在地同じくHTMLに記載を確認できず
連絡先電話番号・メールアドレス・問い合わせ窓口のいずれもHTMLに記載を確認できず
利用規約トップページのHTMLに本文もリンクも確認できず
プライバシーポリシー同じく本文もリンクも確認できず
画面上の名称表示画面上部はアイコンだけで、事業者名にあたる文字表示を確認できず
HTMLのmeta情報名称・作成者をいずれも「bitgin」と記載
登録の案内先「m.bitgin.com」と案内。このアドレスは名前解決に応答しない
トップページの構造見出し要素0件、リンク要素0件
メニュー構成Deposit / Gold Trading / Futures / GPU Financial / Demo Trading / C2C / Arena / More の8項目
トップの導線「BTC Price Guessing」と題した価格当てのカードを掲載
出金条件ウォレットを接続しない範囲では表示を確認できず
金融登録金融庁の3つの一覧に、該当する名称の掲載を確認できず
ドメイン登録2026年4月2日登録。レジストラは NameSilo, LLC、ネームサーバーは Cloudflare
登録者情報WHOISの応答に含まれていなかった
過去の記録Wayback Machine にスナップショット0件
総合的な判断契約条件も運営者も、公開された導線からは確認できず、慎重な判断が必要

m.web3-chain.usのサイトで確認された8つの不審点

確認できた不審点を、根拠と、読者に取っていただきたい対応をあわせて8つに整理します。

運営会社・所在地・連絡先が、トップページのHTMLに見当たらない

トップページが返したHTMLを最後まで読んでも、運営会社名、所在地、電話番号、メールアドレスのいずれも書かれていませんでした。会社概要や問い合わせに当たるリンクもありません。

画面上部に並ぶのはアカウント、検索、通知、表示切替、サポートのアイコンだけで、事業者名にあたる文字表示も見当たりません。出金が滞ったときに、連絡する先が分かりません。

入金や送金を検討している段階であれば、いったん手を止めてください。相手の名前が分からないサービスへ資産を移すと、後から返金や問い合わせの相手を特定できなくなります。運営会社を特定できないケースは、HHJPY(tapjp.com)の調査でも確認しています。

利用規約とプライバシーポリシーへ、公開された導線からたどり着けない

トップページのHTMLには、利用規約もプライバシーポリシーも本文が置かれておらず、そこへ向かうリンクもありませんでした。手数料、出金の条件、入出金の制限、紛争が起きたときの取り扱いを読む手段がない状態です。

取引プラットフォームで資産を預かるサービスは、預ける側と預かる側の取り決めが契約条件として示されるのが通常です。ここでは契約の中身を読む手段がありません。個人情報や本人確認書類を渡した場合に、それがどう扱われるのかも示されていません。

規約も個人情報の取り扱いも読めないサイトでは、ウォレットを接続しないでください。すでに接続や送金をしている場合は、追加の支払いを止め、画面とやり取りの記録を保存してください。

画面を開いた直後にウォレット接続を求められる

サイトを開くと、画面の下半分に「Connect Wallet」と題したパネルが重なって表示されます。並んでいるのは MetaMask、TRUST、SafePal、ImToken の4つです。

パネルには、このサイトがイーサリアムのスマートコントラクト上で動作しており、ウォレットをダウンロードしてウォレットのブラウザから開くよう求める英文が添えられています。

m.web3-chain.us(web3-chain.us)に表示されるウォレット接続のパネル
MetaMask、TRUST、SafePal、ImToken の4つが並び、ウォレットのブラウザから開くよう求めている

口座を開く前に、まず資産の入ったウォレットをつなぐよう求める作りです。接続先のコントラクトのアドレスは画面に示されておらず、何に接続するのかを確認できません。

ウォレットを接続して署名する操作は、その内容によっては資産の移動を許可することにつながります。
接続先の説明を確認できないサイトでは、接続と署名を行わないでください。承認を求める画面が出た場合は、内容を保存したうえで閉じてください。

ウォレット接続を入り口に置く作りは、TokenCoinBaseの調査でも確認しています。

トップページに見出しもリンクも存在しない

ブラウザで読み込んだ状態のトップページには、h1、h2、h3のいずれの見出し要素もありませんでした。リンク要素は0件です。

会社概要、利用規約、問い合わせが「見つからない」のではなく、たどる先がリンクとして1つも用意されていない、という意味です。読者が自分で運営者を調べようとしても、サイトの中には出発点がありません。

サイト内で運営者や規約を確認できない場合、判断の材料は外部の公開情報しか残りません。入金の前に、ドメインの登録情報や公的な一覧との照合など、サイトの外側で確認できることを先に調べてください。

取引所を名乗りながら、トップに価格当ての導線がある

8つのメニューの下には「BTC Price Guessing」と題したカードが置かれ、「Win profits by participat…」という説明文が添えられています。ビットコインの価格を当てて利益を得る、という趣旨の導線です。

サイトの説明文は自らを取引プラットフォームと位置づけていますが、トップの目立つ位置に置かれているのは価格当ての参加導線です。勧誘の際に「取引所のアプリ」と説明されて開いた画面と、この画面が同じであれば、説明と中身がずれていることになります。

紹介者から見せられた画面と、いま自分が見ている画面を突き合わせてください。取引所として案内されたのにこの導線が最初に出てくる場合は、入金の前に紹介者の説明の根拠を確認してください。

名乗る名称と、案内された登録先を確認できない

HTMLのmeta情報では、サイトの名称と作成者がいずれも「bitgin」と記載されています。説明文には「世界で50以上の取引所に使われている」という一文もあります。

同じ説明文の末尾は「To register please click on the link:m.bitgin.com」で終わり、登録は別のアドレスで行うよう案内しています。ところが、この m.bitgin.com はDNSの名前解決に応答しませんでした。

案内されたとおりに進もうとしても、そのアドレスには到達できません。この名称をどの事業者が使用しているのか、権利関係の説明もサイト上にありません。表示された名称を検索して出てきた別のサイトを、同じ運営者のものと考えないでください。

ブラウザのタブに表示されるページ名は「undefined」のままで、HTMLのtitle要素には「h5」とだけ書かれています。
言語指定は英語ですが、HTMLの原本には「为 iOS 提供图标」という中国語のコメントが残っています。

金融庁の公表資料で登録も掲載も確認できない

金融庁が公表する暗号資産交換業者登録一覧と、無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等(国内・海外所在)の3つを取得し、「bitgin」「web3-chain」で照合しました。いずれの一覧にも、該当する名称の掲載はありませんでした。

掲載が無いことは、登録済みであることも無登録であることも示しません。確認できたのは、照合の手がかりが無い状態だということです。

運営者も監督当局も示されないサイトへ資産を預けた場合、トラブルが起きたときに申し立てる先を特定できません。日本国内から利用するのであれば、金融庁の一覧で名称を確認できるかどうかを、入金前の判断材料にしてください。同じように公的な一覧と照合できなかった例は、levexpro.netの調査にも記録しています。

ドメイン登録から日が浅く、過去の記録も残っていない

web3-chain.us のドメインが登録されたのは2026年4月2日です。レジストラは NameSilo, LLC、ネームサーバーには Cloudflare のものが設定されています。WHOISの応答に、登録者の情報は含まれていませんでした。

Wayback Machine に m.web3-chain.us のスナップショットは1件もありません。以前どのような内容だったのかをたどれる記録が、残っていない状態です。

ドメインが新しいこと自体は、それだけで問題を示すものではありません。ただし運営者を確認できず、過去の記録もたどれない場合、判断の材料がほとんど残りません。長期の運用実績を根拠に勧められている場合は、その根拠を相手に確認してください。

m.web3-chain.usの口コミ・評判を調査

m.web3-chain.us(web3-chain.us)について、検索エンジンで利用者の投稿を探しました。

調査先確認結果
検索エンジン(ドメイン名で検索)web3-chain.us と結び付く投稿・記事は見つからなかった
検索エンジン(「詐欺」を含めて検索)対象サイトに言及した投稿は見つからなかった
検索エンジン(サイトが名乗る「bitgin」で検索)対象サイトに結び付く情報は確認できなかった
検索エンジン(「出金できない」を含めて検索)対象サイトに固有の言及は確認できなかった

投稿が見つからないことは、m.web3-chain.usが安全であることを意味しません。

ドメインの登録から日が浅いサイトでは、利用者の書き込みが蓄積していないことがあります。被害に遭った人が公開の場へ書き込まないこともあります。検索して悪い評判が出てこなかったことを判断の根拠にせず、運営者と契約条件を確認できるかどうかで判断してください。

m.web3-chain.usから出金できない場合に確認したいこと

m.web3-chain.usへ送金したあとに出金できない、出金申請が保留されている、追加の費用を求められている場合は、次の状況に当てはまっていないか確認してください。

  • 出金の条件として、税金・保証金・手数料などの名目で別途送金を求められている
  • 本人確認や口座の凍結解除を理由に、追加の支払いを案内されている
  • 支払期限を示され、その場で判断するよう急かされている
  • ウォレットの再接続や追加の署名を、出金の条件として求められている
  • 紹介者やサポートと連絡が取れなくなっている

正規のサービスでも、本人確認や出金審査が行われることはあります。判断が分かれるのは、審査そのものではなく、その先で新たな支払いを求められるかどうかです。

すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金の条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加被害につながる可能性を考えて慎重に対応してください。
支払えば出金できるとは限りません。案内された請求名目、金額、送金先、支払期限が分かる画面を保存してください。

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DataProに無料で被害状況を相談する

m.web3-chain.usに送金したお金は返金できる?

送金した資金が戻るかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手との連絡状況によって変わります。

すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。暗号資産での送金であれば、送金先アドレスやトランザクションIDが記録として残っていることがあります。

送金方法確認・保存する情報
暗号資産(仮想通貨)TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する
銀行振込振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する
クレジットカード利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する

調査で資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。回収できる金額や可否は、資金の移動先や相手の状況によって変わります。返金をお約束することはできません。

m.web3-chain.usの被害に気づいたときにやるべきこと

出金できない状態や追加請求が起きている場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。

  1. 追加の入金・送金を止める税金、保証金、手数料、本人確認費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。急かされても、その場で判断しないことが重要です。
  2. やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求の画面、ウォレット接続時に承認した内容を、スクリーンショットで保存してください。
  3. 送金情報を整理する暗号資産で送金した場合はTXIDと送金先アドレス、銀行振込やカード決済の場合は明細と決済事業者名を整理します。
  4. 現在の状況を専門家へ相談する記録を整理したら、暗号資産の資金追跡を扱う調査会社や、利用した金融機関・カード会社へ相談しましょう。

調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある

暗号資産の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、そこから資金がどこへ移動したかをたどれる場合があります。

DataProでは、ブロックチェーン上の取引記録の解析を活用し、送金先アドレスを起点とした資金の移動状況を調べています。分かる範囲は案件ごとに異なります。

調査によって返金をお約束することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのかはお伝えできます。

m.web3-chain.usへの送金やウォレット接続に不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。

m.web3-chain.usに関するよくある質問

m.web3-chain.usの運営会社はどこですか?

トップページのHTMLに法人名・所在地・連絡先の記載を確認できませんでした。HTMLのmeta情報に「bitgin」という名称はありますが、それが運営者を示すものかどうかは判断できません。運営者を確認できない状態での入金は控えてください。

m.web3-chain.usに利用規約やプライバシーポリシーはありますか?

トップページのHTMLには、どちらの本文もリンクも確認できませんでした。出金の条件も、渡した個人情報の取り扱いも読む手段がない状態です。契約条件を読めないサービスへ資産や本人確認書類を渡さないでください。

m.web3-chain.usは金融庁に登録されていますか?

金融庁の暗号資産交換業者登録一覧と、無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等(国内・海外所在)を照合しましたが、該当する名称の掲載はありませんでした。登録済みであるとも無登録であるとも判断できない状態です。日本国内から利用するのであれば、名称を一覧で確認できないこと自体を判断材料にしてください。

ウォレットを接続しても問題ありませんか?

接続先のスマートコントラクトのアドレスがサイト上に示されておらず、何に対して許可を与えることになるのかを確認できません。運営者も規約も確認できない状態では、接続と署名を行わないでください。

案内されている m.bitgin.com はどうなっていますか?

DNSの名前解決に応答せず、ページを開くことができませんでした。サイトの説明文は登録先としてこのアドレスを案内していますが、案内どおりに進むことはできません。似た名前の別サイトを同じ運営者のものと考えないでください。

すでにウォレットを接続して送金してしまいました。どうすればよいですか?

まず追加の送金を止めてください。そのうえで、送金日時、送金先のウォレットアドレス、トランザクションID、接続時に承認した内容を保存してください。記録が残っていれば、資金の移動状況を確認できる場合があります。

m.web3-chain.usを利用している方へ

DataProがm.web3-chain.us(web3-chain.us)を調べて確認できた内容は、次のとおりです。

  • 運営会社名・所在地・連絡先の記載が、トップページのHTMLに見当たらない
  • 利用規約とプライバシーポリシーへ、公開された導線からたどり着けない
  • 画面を開いた直後に、ウォレット接続を求めるパネルが最前面に出る
  • トップページのDOMに見出しが1つも無く、リンク要素も0件だった
  • 取引所を名乗りながら、トップに「BTC Price Guessing」という価格当ての導線がある
  • 名乗る名称は「bitgin」だが、案内された登録先 m.bitgin.com は名前解決に応答しない
  • 金融庁の3つの一覧に、該当する名称の掲載を確認できない
  • ドメインの登録は2026年4月2日で、登録者情報も過去のアーカイブも残っていない

資産を預ける相手の名前も、その相手と結ぶ契約の条件も、公開された導線からは確認できません。それでも最初に求められるのは、資産の入ったウォレットの接続です。

接続や署名を求められている段階であれば、応じないでください。

すでに送金している場合は、追加の支払いをいったん止めてください。そのうえで、送金記録とやり取りを保存してください。

記録が残っていれば、資金の移動状況を確認できる場合があります。相談の時点で、契約や調査を決める必要はありません。

どこへ相談すればよいか決まっていない段階でも、記録の整理から一緒に確認できます。

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