中米コスタリカを拠点とすると説明する暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォーム「World Core(world-core.net)」が確認されています。
日本語で表示され、市況コラム風の記事やトレーダーの声を紹介するほか、会社情報ページには運営会社名・登記住所・設立日・経営陣5名の実名と経歴まで詳しく掲載し、口座開設へ誘導する構成になっています。
しかし、DataProがサイトの表示内容や監督当局への登録状況を独自に調査したところ、詳しい会社情報を開示している一方で掲げる監督当局への実際の登録は、照会手段が無いため確認できないことや、問い合わせ専用ページに固有の内容が見当たらないなど、複数の不審点が見つかりました。消費者支援協会にも、World Coreに関する相談内容が公表されています。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったWorld Coreの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
World Coreの怪しい点
- 名前の異なる別のサイト(yes-trading.net)と、本文の37文が一字一句同じです
- 会社情報ページに運営会社名・登記住所・経営陣の実名まで詳しく開示しているが、掲げる監督当局(コスタリカSUGEF・SUGEVAL)への実際の登録は、照会手段が本調査では無いため確認できていない
- 問い合わせ専用ページに到達はできるが、表示内容がトップページと同一のため固有の連絡先が確認できない
- 会社情報ページに掲載された経営陣5名の経歴を、対象サイト以外の情報源が見当たらないため確認できていない
- 消費者支援協会に、SNSからLINE・Discordへの段階的な誘導や暗号資産の送付・追加費用の請求に関する相談内容が公表されている
これらの確認結果だけで法的に詐欺と断定することはできません。
ただし、詳しい会社情報を開示していることと、監督当局への登録や連絡先の実在が確認できることは別問題です。資産を預ける暗号資産取引サービスとして安全性を判断できる情報が不足しており、World Coreへの入金や個人情報の提供には非常に慎重な判断が必要です。
World Coreに入金している方へ
「納税・税金」「技術料」「送金手数料」などを理由に、新たな支払いや暗号資産の追加送信を求められても応じないでください。
相手とのやり取り、送金日時、送金先アドレスやトランザクションIDの記録を保存しましょう。
送金記録が残っていれば、返金・被害回復に向けて確認できることが残っている場合があります。DataProでは、現在の状況を無料で確認しています。

相談無料・24時間365日受付
World Coreは詐欺?独自調査で判明した実態
World Coreは、中米コスタリカを拠点とする暗号資産(仮想通貨)のリサーチ・取引プラットフォームを名乗る日本語サイトです。市況コラム風の記事やトレーダーの声を掲載し、口座開設へ誘導しています。

会社情報ページ(/company)には、運営会社「World Core Inc.」の登記上の住所、設立日(2019年9月12日)、CEO・COO・CFO・CTO・CCOの5名について、実名と経歴が掲載されています。一方で、問い合わせ専用ページ(/contact)には到達できるものの、表示内容はトップページと同一のため、固有の連絡先は確認できませんでした。
| 調査項目 | DataProの確認結果 |
|---|---|
| 運営会社 | 会社情報ページに法人名・所在地・経営陣5名の経歴が掲載されていますが、対象サイト以外での実在確認はできませんでした |
| 連絡先 | 問い合わせ専用ページに到達できましたが、内容はトップページと同一のため、固有の連絡先を確認できませんでした |
| 監督当局 | コスタリカの金融監督枠組み(SUGEF・SUGEVAL)のもとで運営していると自己申告していますが、当局への実際の登録は、当局のデータベースへの照会手段が本調査では無いため確認できませんでした |
| 第三者情報 | 消費者支援協会がWorld Coreを名指しした相談内容を公表しています |
| 総合的な判断 | 利用・入金・個人情報の提供には非常に慎重な判断が必要です |
DataProの調査では、World Coreが正規の暗号資産取引サービスであると判断できる十分な裏付けは、連絡先や監督当局への登録を確かめる手段が無いため確認できませんでした。特に、連絡先の実在性、監督当局への登録という重要な項目が不透明な状態です。
名前の異なる別のサイト「yes-trading.net」と、同じ文言が使われています。
DataProがworld-core.netの本文を、DataProが調査した他のサイトと照らし合わせたところ、名前の異なる別のサイト「yes-trading.net(Yes Trading)」の文章と一致する箇所が多数見つかりました。50字以上の文のうち37文が一字一句同じで、ほかにもサービス名の部分だけが違う、ほとんど同じ文が9文ありました。
顧客資産の95%以上はオフラインのコールドカストディに分散保管される。私たちはそれを動かさず、ただ毎日数えている。
world-core.net と yes-trading.net のトップページ(両サイトで同じ文)
次の文は、サービス名の部分だけが違い、あとは同じでした。
| 箇所 | world-core.net | yes-trading.net |
|---|---|---|
| サービスの紹介文 | World Core は、デジタル資産のための小さな研究と取引プラットフォームです。コスタリカ共和国の安定した制度のもとで、毎日のリサーチノートと最良執行を続けています。 | Yes Trading は、デジタル資産のための小さな研究と取引プラットフォームです。コスタリカ共和国の安定した制度のもとで、毎日のリサーチノートと最良執行を続けています。 |
| プライバシーポリシーの冒頭 | World Core Inc. は、お客様からお預かりする情報を、必要な範囲で、必要な期間だけ取り扱います。本書はその方針を、章立てで記したものです。 | Yes Trading Inc. は、お客様からお預かりする情報を、必要な範囲で、必要な期間だけ取り扱います。本書はその方針を、章立てで記したものです。 |
いずれも、各サイトが自社の説明として掲載している文章です。名前の異なるサイトの間で文章が使い回されている場合は、サイトの説明をそのまま受け取らず、運営会社の実在や登録の有無をご自身で確かめることが必要です。なお、文言の一致だけでは、両サイトの運営者が同じかどうかは判断できず、DataProの調査でもそれを示す情報が見当たらないため確認できていません。
World Coreのサイトで確認された4つの不審点
ここからは、DataProがWorld Coreのサイトと公開されている第三者情報を確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.詳しい会社情報を開示しているのに監督当局への登録を確認できない
World Coreの会社情報ページには「コスタリカ共和国の金融監督枠組み(SUGEF・SUGEVAL)のもとで運営」していると記載されています。
しかし、DataProがコスタリカの当局への登録状況を確認しようとしたところ、当局のデータベースへ直接照会する手段を整備できておらず、サイトの自己申告以上の確認ができませんでした。
詳しい会社情報を開示していること自体は、監督当局への登録が事実であることを保証するものではありません。他の確認結果とあわせて慎重に判断する必要があります。
なお、World Coreが登記上の所在地として掲げる「Edificio Plaza Roble, Torre Los Balcones, Piso 5, Calle Marginal, Escazú」は、コスタリカ・エスカスにある実在のオフィスビル(Centro Corporativo Plaza Roble)で、バーチャルオフィス・レンタルオフィスの提供事業者の物件としても案内されているビルです。バーチャルオフィス・レンタルオフィスの利用自体は違法ではなく、同ビルには実際に事業を行う複数の企業も入居しています。World Coreがこの住所を正規に契約して利用しているのか、契約せずに住所のみを記載しているのかは、契約の有無を外部から知る手段が無いため、DataProの調査では確認できません。住所の記載だけでは、運営実態の裏付けにはならない点にご留意ください。
2.問い合わせ専用ページに固有の内容が見当たらない
World Coreのサイト内で問い合わせ専用ページ(/contact)に到達すると、エラーにはならず通常のページとして表示されますが、表示された内容はトップページと同一でした。
独自の内容を確認できたのは、会社情報(/company)ページだけでした。
問い合わせ専用ページの固有の内容が見当たらない場合、運営者へ連絡する手段や、利用者側から実態を確かめられる情報が限られます。
3.経営陣5名の経歴を、対象サイト以外の情報源が見当たらないため確認できない
World Coreの会社情報ページには、CEO・COO・CFO・CTO・CCOの5名について、実名と経歴が掲載されています。
これらの経歴について、DataProは対象サイト以外の情報源との照合を行っておらず、実在性を確認できていません。詳しい経歴が掲載されていること自体は、実在性を保証するものではありません。
4.消費者支援協会に追加送金要求の相談内容が公表されている
消費者支援協会は2026年8月26日付で、World Core(world-core.net)に関する相談内容を公表しています。SNSで副業情報を見たことを起点にLINE、Discordへ段階的に誘導され、データ入力の副業として説明を受けた後、「特別イベント」への参加を勧められ、最終的に暗号資産ETHの送付を求められたという内容です。
相談者は「納税・技術料」「送金手数料」などの名目で追加費用を求められたと報告されており、画面に表示される残高・利益額が実際の出金可能額と異なる可能性があると指摘されています。
この情報は対象ドメインを明記した第三者の公表情報であり、会社情報ページの詳しい自己開示とは対照的な内容です。同一の運営主体であるかどうかをDataProが直接確認する一次情報はありませんが、DataProの独自調査とあわせて確認しておくべき内容です。
SNSやLINE、Discordを通じて副業を紹介され、暗号資産の送付や「税金」「技術料」などの名目で追加費用を求められた場合は、支払う前にやり取りと送金記録を保存し、専門家へ相談してください。
World Coreの口コミ・評判を調査
World Core(world-core.net)について、公開されている第三者の情報を確認した結果、消費者支援協会が2026年8月26日付で相談内容を公表していることを確認しました。
| 調査先 | 確認結果 |
|---|---|
| 消費者支援協会(第三者公表情報) | 2026年8月26日付で、World Core(world-core.net)を名指しした相談内容が公表されている |
この公表情報以外に、対象ドメインと明確に結び付く口コミや投稿は、該当するものが見つからないため確認できていません。口コミの件数だけで判断せず、連絡先や監督当局への登録状況など、客観的に確認できる情報を優先して判断する必要があります。
World Coreから出金できない場合に確認したいこと
World Coreへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 「納税・技術料」「送金手数料」などの名目で、暗号資産の追加送信や追加入金を求められた
- 画面に表示される残高や利益額が、実際に出金できる金額と異なると案内された
- 問い合わせ専用ページに固有の連絡先が見当たらず、運営者へ直接連絡する手段が分からない
正規のサービスでも本人確認や出金審査が行われることはあります。
しかし、すでに口座内に資産があるにもかかわらず、規約に無い名目での送金を求められる場合は、追加被害につながる可能性を考えて慎重に対応してください。
追加送金を求められている場合
支払えば必ず出金できるとは限りません。
相手から案内された請求名目、金額、送金先アドレスまたは口座、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。




相談無料・24時間365日受付
World Coreに送金したお金は返金できる?
World Coreへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も調べられないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
World Coreの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める「納税・技術料」「送金手数料」など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、会社情報ページ、LINE・Discordでのやり取りをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、ブロックチェーン解析を活用し、送金先アドレスを起点とした資金の移動状況を調査しています。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として活用できるよう、レポートにまとめることも可能です。調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。World Coreへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
World Coreに関するよくある質問
World Core(world-core.net)は詐欺サイトですか?
現時点の調査だけで、World Coreを法的に詐欺サイトと断定することはできません。ただし、会社情報ページで法人名・所在地・経営陣の実名まで詳しく開示している一方、掲げる監督当局への実際の登録を確認できないこと、問い合わせ専用ページに固有の内容が見当たらないこと、経営陣の経歴を対象サイト以外で確認できないことなど、複数の不審点があります。正規サービスであると判断できる十分な裏付けがないため、利用や入金には非常に慎重な判断が必要です。
World Coreから出金できない場合はどうすればよいですか?
まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。
「納税・税金」や「技術料」を払えば出金できますか?
支払えば必ず出金できるとは限りません。消費者支援協会にも、こうした名目で追加費用を求められたという相談内容が公表されています。追加送金を行う前に、請求内容と送金先を保存し、第三者へ相談してください。
World Coreに送金した暗号資産は返金できますか?
返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。
World Coreを利用している方へ
DataProがWorld Core(world-core.net)を調査した結果、詳しい会社情報が開示されている一方、監督当局への登録、連絡先の実在、経営陣の経歴を、照会手段が本調査では無いことや対象サイト以外の情報源が見当たらないため、客観的な情報から確認できませんでした。また、消費者支援協会に寄せられた相談内容も確認されています。
- 名前の異なる別のサイト(yes-trading.net)と、本文の37文が一字一句同じです
- 会社情報ページに詳しい情報を開示しているが、監督当局への実際の登録を、照会手段が本調査では無いため確認できない
- 問い合わせ専用ページに固有の内容が見当たらない
- 経営陣5名の経歴を、対象サイト以外の情報源が見当たらないため確認できない
- 消費者支援協会に追加送金要求の相談内容が公表されている
以上のことから、World Coreは利用や入金に慎重な判断が必要なサイトです。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




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