CTPSYSTEM(cmc-stps.com)は、会員向けの取引システムを案内するサイトです。サイトを開くとログインと会員登録の入口だけが表示され、何を扱うサービスなのかは最初の画面に書かれていません。
運営者として分かるのは、ページ下部に出ている「CTPSYSTEM」という名前と、セントクリストファー・ネービス連邦のネービスの住所だけです。
DataProが確認した範囲では、会社の形態や登録番号、金融の許可に関する記載はどこにもなく、問い合わせページも会員しか使えない作りでした。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになった CTPSYSTEM の実態や不審点、口コミ・評判、入金を求められたときに確かめたいこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
CTPSYSTEMの怪しい点
- 運営元の情報が「CTPSYSTEM」の名前とネービスの住所の2行しかない
- 英語の規約で、賠償の上限を100ドルに抑え、ボーナスは引き出せないとしている
- 問い合わせのページが会員専用で、登録前に質問する手段がない
- 運用成績の画面に数百万ドル規模の金額が並ぶが、裏付けが示されていない
これらの確認結果だけで法的に詐欺と断定することはできません。
ただし、お金と個人情報を預ける相手がどこの誰なのかを確かめる材料が乏しいため、CTPSYSTEM への登録や入金は控えることをおすすめします。
運用成績の画面を見せられて入金をすすめられても、すぐに送金しないでください。
案内してきた相手とのやり取り、表示された金額、送金した日時と送り先を保存しておきましょう。
記録があれば、返金・被害回復に向けて確かめられることがあります。DataProでは、いまの状況を無料で確認しています。

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CTPSYSTEMは詐欺?独自調査で判明した実態
cmc-stps.com を開くと、紺色の背景に金色の盾のロゴが置かれた画面になります。見出しは「ログイン / 会員登録」で、入力欄はユーザー名かメールアドレスとパスワードの2つだけです。

サービスの中身を説明する文章や料金の案内は、最初の画面にはありません。ページの説明文も「CTPS-manager」の一語だけでした。会員登録の画面では、氏名・生年月日・住所・電話番号に加え、MBS-AT、PRT、KDR74 といった「利用システム」を選ばせますが、それぞれが何をするものかは書かれていません。
| 調査項目 | DataProの確認結果 |
|---|---|
| サイトの名称 | CTPSYSTEM(ロゴの表記は CTPS) |
| うたっている内容 | 取引システムの提供。外部の業者へ注文を取り次ぐ形と、自社が取引の相手になる形の2種類 |
| 登録に必要な情報 | ユーザー名、氏名、生年月日、メールアドレス、住所、電話番号、利用システムの選択 |
| 運営元の表示 | 「CTPSYSTEM」と Hunkins Plaza, Main Street, Charlestown, Nevis のみ |
| 会社の形態・登録番号 | 記載なし |
| 金融の許可 | 記載なし。金融庁の金融商品取引業者の一覧にも同じ名前は見当たらない |
| 問い合わせ | 会員専用ページのみ。メールアドレス・電話番号の記載なし |
| もめごとの解決先 | セントクリストファー・ネービスの裁判所(規約に記載) |
| ドメイン登録日 | 2025年5月11日(有効期限 2027年5月11日) |
| 総合的な判断 | 運営元を確かめる手がかりが乏しく、登録や入金は控えるべき状態 |
DataProの調査では、CTPSYSTEM に入金したお金をどの業者が預かるのかを示す記載は見つかりませんでした。特に、住所以外に運営元を調べる手がかりがない点は、お金を入れる前に知っておく必要があります。
CTPSYSTEMのサイトで確認された4つの不審点
ここからは、DataProがページ下部の表示、英語の利用規約とプライバシーポリシー、問い合わせページ、運用成績の画面、ドメインの記録を確かめて見つけた不審点を詳しく解説します。
1.運営元として出ているのは名前と島の住所の2行だけ
どのページでも、いちばん下に「OPERATED BY」とあり、その下に CTPSYSTEM とネービス島チャールズタウンの住所が書かれています。けれども、株式会社やLLCといった会社の形態、登録番号、代表者の名前は出てきません。

会社の形態や登録番号が分からないため、DataProは現地の法人登記や金融当局の名簿を照らし合わせる先を特定できませんでした。会社概要として使われがちな /about/ や /company/ を開いても、ページは見つかりませんでした。住所が書かれていても、それだけでは運営元を確かめたことになりません。
2.英語の規約で賠償を100ドルまでに抑え、ボーナスは引き出せないとしている
利用規約は英語で書かれています。冒頭では、外部の業者へ注文を取り次ぐ形と、CTPSYSTEM 自身が取引の相手になる形の2種類に分けていますが、取り次ぎ先の業者の名前はどこにも書かれていません。

第15条では、CTPSYSTEM が負う責任を100米ドルか、直近6か月に払った手数料のどちらか低いほうまでとしています(詐欺や故意の不正行為による責任などは、この上限から外すとしています)。第14条には、運営側が付けるボーナスは直接引き出せず、それで出た利益にも確認の期間を置くことがある、と書かれています。残高が増えて見えても、どこまで引き出せるのかは入金前に分かりません。
3.問い合わせページが会員専用で、登録前に質問できない
ページ下部の「Contact」を押すと、会員だけが使えるという英語の案内とログインボタンが出てきます。プライバシーポリシーでも窓口はこのページとされ、メールアドレスや電話番号は載っていません。

氏名や住所を登録するまで、運営側に質問する手段がありません。規約では、もめごとは現地の裁判所で扱い、請求は原因から1年以内に行うことも定めています。
4.運用成績の画面の大きな金額に、裏付けが示されていない
上部の「PS-PRT Dashboard」はログインしなくても開けます。顧客の資産の合計として 7,709,104.90 ドル、これまでの払い出しとして 94,612.26 ドル、運用者自身の資金として 3,705,308.01 ドルが並び、記録どおりの数字だという注記も付いています。
一方で、現在の残高や勝率、利用者数の欄は「—」のままでした。数字の出どころになる口座や業者の名前、第三者の確認は示されていません。画面の金額を、入金を決める理由にしないでください。
CTPSYSTEMの口コミ・評判を調査
CTPSYSTEM(cmc-stps.com)について、検索エンジン、金融庁の一覧、過去の保存記録を調べた結果です。
| 調査先 | 確認結果 |
|---|---|
| 検索エンジン | cmc-stps.com や CTPSYSTEM を名指しした口コミ・評判の投稿は見つからなかった |
| 金融庁の金融商品取引業者の一覧 | CTP を含む名前の業者は載っていなかった |
| 金融庁の無登録業者の一覧 | CTPSYSTEM や cmc-stps の文字は含まれていなかった |
| Wayback Machine | 保存は2025年7月11日の転送の記録1件だけで、中身は見られなかった |
口コミが見当たらないことも、無登録業者の一覧に名前がないことも、このサイトが安全だという意味ではありません。会員の画面はログインしないと見られないため、外から確かめられる情報も限られています。
書き込みの有無ではなく、運営元、許可、連絡先といった自分で確かめられる情報で判断してください。
CTPSYSTEMへ入金する前に確認したいこと
運用成績の画面を見せられて入金をすすめられている場合は、次に当てはまらないか確認してください。
- どの業者の口座にお金が入るのか、名前を聞いても答えがはっきりしない
- MBS-AT や PRT などのシステムを選ぶよう言われたが、中身の説明がない
- 成績の数字やボーナスを理由に、入金額を増やすよう促されている
- 質問しようとしても、会員登録を先に済ませるよう言われる
正規のサービスでも、口座を開くときに氏名や住所の登録を求めることはあります。
しかし、運営元を確かめられない相手にお金と個人情報の両方を渡すことになるため、慎重に対応してください。
cmc-stps.com には、入金の方法や最低額、引き出しにかかる日数が示されていません。
引き出しのために支払いを求められたら応じず、請求の名目・金額・送り先・期限が分かる画面を保存してください。




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CTPSYSTEMに入金したお金は返金できる?
入金したお金が戻るかどうかは、入金の方法、経過した時間、資金の移り先、残っている証拠によって変わります。一律に返金できると判断したり、回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに入金してしまった場合でも、何も確かめられないと決まったわけではありません。
CTPSYSTEM は入金先の業者名を示していないため、自分が実際にどこへ送ったのかの記録が手がかりになります。
使った支払い方法ごとに、確認できることと相談先が変わります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
CTPSYSTEMの被害に気づいたときにやるべきこと
残高を引き出せない、追加の入金を求められているといった場合は、相手とのやり取りを続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金を止める手数料、税金、保証金など、どんな名目でも新たな支払いはいったん止めてください。期限を示されても、その場で決めないことが大切です。
- 画面とやり取りを保存する会員画面の残高や取引の表示、運用成績の画面、入金の画面、相手とのメッセージをスクリーンショットで残してください。相手の名前や表示されている ID も控えておきましょう。
- 送金情報と登録した内容を整理する暗号資産で送った場合はTXIDと送金先アドレス、銀行振込の場合は明細と振込先の名義をまとめます。会員登録で入力した住所や電話番号、選んだ利用システムも書き出してください。
- いまの状況を専門家へ相談する記録を整理したら、資金の移動を調べられる専門家へ相談しましょう。記録が残っていれば、送ったお金がその後どこへ移ったかを確認できる可能性があります。
登録に使ったパスワードをほかのサービスでも使っている場合は、そちらのパスワードも変えておきましょう。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社の解析によって、送金後の資金の流れを確かめられる場合があります。
DataProは、ブロックチェーン上の記録の解析をもとに、送金先アドレスから資金の移動を調べています。結果は、警察や弁護士、取引所へ相談する際の資料になるよう、レポートにまとめることもできます。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。
CTPSYSTEM の運用成績を見せられて入金を迷っている場合は、お金を送る前にご相談ください。
CTPSYSTEMに関するよくある質問
ネービスの住所が書いてあれば、運営元ははっきりしていると考えてよいですか?
住所だけでは足りません。会社の形態や登録番号が書かれていないため、DataProは現地の登記や当局の名簿で運営元を照らし合わせることができませんでした。登録や入金は控えてください。
運用成績の画面にある数百万ドルの金額は本当ですか?
画面には記録どおりの数字だという注記がありますが、数字の出どころになる口座や業者、第三者の確認は示されていません。DataProでは裏付けを取れていないため、金額を理由に入金を決めないでください。
ボーナスで増えた残高は引き出せますか?
英語の利用規約では、運営側が付けるボーナスは直接引き出せず、それで出た利益にも確認の期間を置くことがあるとしています。表示された残高のすべてを引き出せるとは限りません。
すでに送金してしまった場合、お金の行き先は調べられますか?
暗号資産で送った場合は、トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスから資金の移動をたどれる場合があります。ただし、たどれることと返金されることは別で、回収を保証するものではありません。
CTPSYSTEMを利用している方へ
DataProが CTPSYSTEM(cmc-stps.com)を調べた結果、運営元の会社の形態も、金融の許可も確かめられませんでした。
- 運営元の表示は CTPSYSTEM の名前とネービスの住所だけ
- 規約は賠償を100ドルまでとし、ボーナスは直接引き出せないとしている
- 問い合わせページは会員専用で、メールや電話の窓口がない
- 運用成績の金額に、出どころの説明がない
以上のことから、CTPSYSTEM への登録や入金は控えることをおすすめします。すでに入金している場合は、引き出しのためという理由で支払いを求められても応じず、画面と送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




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