Gvoga(m.gvoga.com)は、暗号資産(仮想通貨)を取引できるサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、規約に1万ドルを超える出金には口座総額の20%を預ける決まりが書かれているなど、不審な点がいくつも見つかりました。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったGvogaの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
Gvogaの怪しい点
- 規約に、1万ドルを超える出金には口座総額の20%を預ける決まりが書かれている
- 規約の題名が「ExjEx」で、トップの説明にも別の名前「DA」が出てくる
- 運営会社・所在地・登録番号が書かれておらず、連絡先はメールアドレス一つだけ
これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、運営者が分からず、出金のたびに追加の支払いを求める決まりがあるサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。
Gvogaに入金している方へ
出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

相談無料・24時間365日受付
Gvogaは詐欺?独自調査で判明した実態

トップページには、入金や現物取引のボタンのほか、「AI Quantitative Mining」「Quant Trading」といった運用をうたう項目が並び、暗号資産の取引や運用ができるサイトに見えます。
ただし、m.gvoga.comを開くと、ログインした覚えがなくても、すぐに「Login invalid, please log in again」(ログインが無効です。もう一度ログインしてください)という小窓が出ます。下のメニューや各項目を押しても、行き着く先はログイン画面です。
Gvogaの基本情報は、次のとおりです。
| 調査項目 | |
|---|---|
| サイト名 | Gvoga |
| URL | https://m.gvoga.com/ |
| 運営会社 | サイトに会社名・代表者の記載はありません |
| 金融登録 | サイトに登録番号の記載はなく、金融庁の登録業者の一覧に載っていません |
| 所在地 | サイトに記載はありません |
| 連絡先 | 「About us」にメールアドレス(support@Gvoga.com)があるだけで、電話番号の記載はありません |
| ドメイン登録 | 2023年11月10日(調査時点で約2年11か月前) |
| ドメインの更新期限 | 2026年11月10日 |
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd. |
Gvogaのサイトで確認された3つの不審点
ここからは、DataProがGvogaのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.規約に、1万ドルを超える出金には口座総額の20%を預ける決まりが書かれている
「About us」の「View agreement content」から開ける規約の「XIII. Anti-money laundering(マネーロンダリング対策)」の4番には、利用者が1回に1万ドルを超える出金をするとき、追加の「VIP大口出金チャンネル」を設け、預け金は現在の口座の総額の20%とする、と書かれています(DataProが日本語に訳したもの)。一度開設すれば永久に使え、預けた分は審査後に口座残高へ戻す、ともあります。

同じ規約には、出金には出金手数料を払うこと、税の精算の基準に達したら登録先の政府に税を払う必要があること、金額が大きいと資金移動のために口座の大口チャンネルを開く必要があることも書かれています。口座がリスクありの状態と判定されたときに払う「Pledge Guarantee Fee」(保証のための料金)の定義もあります。たとえば口座に10万ドルあれば、出金のために先に2万ドルを預ける計算になります。出金のための支払いが、規約の上で先に用意されています。
一方、「www.」を付けたアドレスで開くトップには「Tax-Free *Cryptocurrency Transactions」(税のかからない暗号資産取引)と大きく書かれており、税の支払いを定めた規約の内容と食い違っています。
2.規約の題名が「ExjEx」で、トップの説明にも別の名前「DA」が出てくる
規約のページの題名は「ExjEx Service agreement」で、すぐ下の見出しは「Gvoga Service Agreement」です。Gvogaとは別の名前が題名に出ています。

「www.」を付けたアドレスのトップにある説明にも、「DA has the world’s top technical support,」(DAは世界最高水準の技術サポートを備え、)と、GvogaでもExjExでもない「DA」という名前が出てきます。

「About us」にある「White paper」のリンク先を開くと、「AI Crypto(AIC)」という別の名前の計画の白書で、運営は「AI Crypto Team」と書かれています。2ページ目以降には「Gvoga」の名前が出てきません。
規約や会社概要に別のサイトの名前が残っているのは、弊社がこれまでに確認してきた詐欺サイトによく見られる、直し忘れの跡です。ほかの規約や資料を使い回して名前を直し忘れたか、別の名前で運営していたものを作り直した可能性があります。
3.運営会社・所在地・登録番号が書かれておらず、連絡先はメールアドレス一つだけ
「About us」の連絡先は「E-mail: support@Gvoga.com」の一行だけで電話番号もなく、トップの「Financial Business Permit」(金融業務免許)も押すとログイン画面に移るだけで、会社名も登録番号も、所在地も、規約を含めてサイトのどこにも書かれていません。
トップには「Online customer service」(お客様窓口)のボタンもありますが、押してもログイン画面に移るだけで、窓口は開きません。
日本で金融商品や暗号資産(仮想通貨)を扱う業者は、サイトなどに会社名と登録番号を示すことが、金融商品取引法や資金決済法で決められています。また、契約の前には、会社名・住所・登録番号・手数料などを客に示さなければなりません。Gvogaのサイトには、そのどれも書かれていません。
運営者を特定できない以上、入金後にトラブルが起きても、返金を求める相手がいません。
Gvogaの口コミ・評判を調査
インターネットでGvogaについて調べましたが、利用した人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。
ただ、SNSなどで勧誘された人だけが使うサイトは、口コミや被害の報告が表に出にくい傾向があります。また、詐欺サイトは、悪い評判が広まる前にサイトを閉じ、別の名前で作り直すことも少なくないため、被害の報告が無いからといって油断はできません。
Gvogaから出金できない場合に確認したいこと
Gvogaへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
- 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
- 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
- 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
- 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
- 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた
すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。
追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。




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Gvogaに送金したお金は返金できる?
Gvogaへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
Gvogaの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。
銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。Gvogaへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
Gvogaに関するよくある質問
Gvoga(m.gvoga.com)は詐欺サイトですか?
Gvogaの規約には、1万ドルを超える出金のとき口座総額の20%を預ける決まりが書かれ、題名にはGvogaとは別の名前「ExjEx」が出ています。運営会社・所在地・登録番号もどこにも書かれていません。運営者が分からず、出金に追加の預け金を求める決まりがあるサイトへの入金や個人情報の提供は、避けてください。
Gvogaから出金できない場合はどうすればよいですか?
まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。
税金や保証金を払えば出金できますか?
出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。
Gvogaに送金したお金は返金できますか?
返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。
暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?
トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。
出金のときに口座総額の20%を預けるよう求められたら、払ってもよいですか?
Gvogaの規約には、1回に1万ドルを超える出金のとき、口座総額の20%を預ける「VIP大口出金チャンネル」の決まりがあり、預けた分は審査後に口座残高へ戻す、と書かれています。ただし、出金のために別にお金を預けるよう求められても、出金できる保証はありません。追加の支払いには応じず、請求の画面ややり取りを残してください。
Gvogaを利用している方へ
DataProの調査で見つかったGvogaの不審点は、次のとおりです。
- 規約に、1万ドルを超える出金には口座総額の20%を預ける決まりが書かれている
- 規約の題名が「ExjEx」で、トップの説明にも別の名前「DA」が出てくる
- 運営会社・所在地・登録番号が書かれておらず、連絡先はメールアドレス一つだけ
以上のことから、Gvogaへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




相談無料・24時間365日受付