Moonshot FX(moonshotfx.ai)は、FXを取引できるサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、ライセンスの確認先として名前が出るのが、ライセンスの取得を代行する会社であるなど、不審な点がいくつも見つかりました。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったMoonshot FXの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
Moonshot FXの怪しい点
- ライセンスの確認先に名前が出るのは、ライセンスの取得を代行する会社
- ライセンスの発行元は、コモロ連合の中央銀行が「架空の組織」の一つに挙げた機関
- 運営会社は海外の法人で、日本の登録番号が書かれていない
- 利用規約が、短い英文の前置きだけで、条文が無い
- ボーナスのクレジットは、長さの書かれていない「一定期間」取引しないと消える
これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、運営者も取引の条件も分からないサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。
Moonshot FXに入金している方へ
出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

相談無料・24時間365日受付
Moonshot FXは詐欺?独自調査で判明した実態

トップページには「低スプレッドと迅速な出金」「24時間日本語サポート」などの宣伝文句が並び、口座を開設して、FXやCFDを取引できるように見えます。ただし、「24時間日本語サポート」とうたう窓口は、ページ下に書かれたメールアドレスだけで、サポート時間の欄は「月〜金 24時間」です。
Moonshot FXの基本情報は、次のとおりです。
| 調査項目 | |
|---|---|
| サイト名 | Moonshot FX |
| URL | https://moonshotfx.ai/ |
| 運営会社 | MOONSHOTFX(コモロ連合アンジュアン自治島の法人。登録番号16146) |
| 金融登録 | サイトに日本の登録番号の記載はなく、金融庁の登録業者の一覧にも見当たりません。サイトにはAOFA(アンジュアン・オフショア金融庁)のライセンス番号「L16146/MSFX」が書かれています |
| 所在地 | Hamchako, Mutsamudu, Autonomous Island of Anjouan, Union of Comoros |
| 連絡先 | メールアドレス(support@moonshotfx.ai)だけで、電話番号の記載はありません |
| ドメイン登録 | 2025年8月29日(調査時点で約1年1か月前) |
| ドメインの更新期限 | 2031年8月29日 |
| レジストラ | NameCheap, Inc. |
Moonshot FXのサイトで確認された5つの不審点
ここからは、DataProがMoonshot FXのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.ライセンスの確認先に名前が出るのは、ライセンスの取得を代行する会社
ページ下の「ライセンス」を開くと、会社名「MOONSHOTFX」とライセンス番号「L16146/MSFX」、緑色の「Status : Active」の表示が出てきます。読者は、この表示を見て、許可を受けた会社だと受け取りやすい画面です。
その下の「ライセンス確認に関する利用規約」には、このライセンスは「Anjouan Corporate Services」のもとで運営されていると書かれ、本物かどうかは、AnjouanCorporateServices.com で、アドレスが「AnjouanCorporateServices.com/verification」で始まるページを見て確かめるよう案内されています。

ところが、Anjouan Corporate Servicesのサイトは、自分のことを「The number one destination for obtaining an Anjouan license」(アンジュアンのライセンスを取るなら一番の窓口)と紹介しています。役所ではなく、FXや暗号資産などのライセンスの取得を代行する会社です。料金の表には、ライセンスの料金が会社の設立込みで1万9000ポンド、かかる日数は5〜7営業日と書かれ、トップには「No Upfront Capital Required」(最初の資本金は不要)ともあります。

案内どおりに確かめようとしても、このサイトには、ライセンスを調べられる登録簿が見当たりません。「/verification」のアドレスを開いても、ページはありませんでした。
ライセンスのページは「Status : Active」と、許可が有効であるように見せています。ところが、確かめる先として挙げているのは、許可を出す役所ではなく、お金を払えばライセンスの取得を代行する会社で、そのサイトでも確かめられません。表示と、その裏付けとして示した説明がかみ合っておらず、この表示を信用する根拠がありません。
2.ライセンスの発行元は、コモロ連合の中央銀行が「架空の組織」の一つに挙げた機関
Moonshot FXのライセンスのページには、発行元として、コモロ連合アンジュアンに拠点を置くAOFA(アンジュアン・オフショア金融庁)の名前があります。
金融ニュースサイトのFinance Magnatesの記事によると、コモロ連合の中央銀行は2022年6月の声明で、AOFAを、銀行や金融機関にライセンスを発行すると称する「架空の組織」の一つとして挙げています。この声明は2025年12月に、コモロ財務省のサイトにも注意喚起として再掲載されました。ライセンスの表示があっても、国が認めた許可ではありません。
3.運営会社は海外の法人で、日本の登録番号が書かれていない
ページ下の会社情報には、運営者は「MOONSHOTFX」で、コモロ連合アンジュアン自治島の国際事業会社法に基づく法人(登録番号:16146)だと書かれています。住所もコモロ連合のものです。日本語で日本の利用者に呼びかけていながら、日本の登録番号は書かれておらず、金融庁の登録業者の一覧にも見当たりません。
日本で金融商品や暗号資産(仮想通貨)を扱う業者は、サイトなどに会社名と登録番号を示すことが、金融商品取引法や資金決済法で決められています。また、契約の前には、会社名・住所・登録番号・手数料などを客に示さなければなりません。Moonshot FXのサイトには、日本の登録番号が書かれていません。
4.利用規約が、短い英文の前置きだけで、条文が無い
ページ下の「利用規約」を開くと、題名は「Client Agreement」で、次の短い英語の前置きがあるだけです。
This Client Agreement outlines the general terms under which MoonshotFX provides trading services. It describes account opening, trading conditions, responsibilities, and legal terms. This document does not constitute legal advice and may be updated.
「このクライアント契約は、MoonshotFXが取引サービスを提供する一般的な条件を示すもので、口座の開設、取引の条件、責任、法的な条件を説明する」という意味です。ところが、その条文は画面に出てきません。

手数料や出金の条件が、規約のページには書かれていません。
5.ボーナスのクレジットは、長さの書かれていない「一定期間」取引しないと消える
ページ下の「キャンペーン」から開く「ボーナス・キャンペーン」のページは、アカウント登録、入金、ボーナスの獲得という流れで、入金が反映されると口座にクレジットが自動で付くと案内しています。ところが「無料登録ボーナス」の条件には「ボーナス受領後に一定期間以上取引活動がない場合は、取引クレジットは消滅します。」とあるだけで、その「一定期間」がどのくらいの長さなのかは書かれていません。受け取ったクレジットが、いつ消えるのか分からない条件になっています。

しかも、トップページの冒頭では「トレーダーにとって本当に必要なのは派手なボーナスや高額報酬の宣伝…では無いと私たちは考えました」「Moonshot FXはそれらすべてを排除して」と書いていて、ボーナスの案内と食い違っています。
Moonshot FXの口コミ・評判を調査
インターネットでMoonshot FXについて調べましたが、利用した人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。
ただ、Moonshot FXのようなサイトは、SNSなどで勧誘された人だけが使うことが多く、口コミや被害の報告が表に出にくい傾向があります。被害の報告が無いからといって、油断はできません。
Moonshot FXから出金できない場合に確認したいこと
Moonshot FXへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
- 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
- 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
- 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
- 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
- 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた
すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。
追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。




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Moonshot FXに送金したお金は返金できる?
Moonshot FXへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
Moonshot FXの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。
銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。Moonshot FXへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
Moonshot FXに関するよくある質問
Moonshot FX(moonshotfx.ai)は詐欺サイトですか?
Moonshot FXのライセンスのページで確認先として名前が出るAnjouan Corporate Servicesは、料金を払えばライセンスの取得を代行する会社で、そのサイトにはライセンスを調べられる登録簿が見当たりません。しかも、発行元のAOFAは、コモロ連合の中央銀行が「架空の組織」の一つに挙げた機関で、サイトには日本の登録番号もありません。運営者も取引の条件も分からないサイトへの入金や個人情報の提供は、避けてください。
Moonshot FXから出金できない場合はどうすればよいですか?
まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。
税金や保証金を払えば出金できますか?
出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。
Moonshot FXに送金したお金は返金できますか?
返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。
暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?
トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。
ライセンスのページの「Status : Active」は、許可を受けている印ですか?
「Status : Active」は、Moonshot FXのページに表示されている文字です。確認先として名前が出るAnjouan Corporate Servicesは、1万9000ポンドでライセンスの取得を代行する会社で、そのサイトにはライセンスを調べられる登録簿が見当たりません。また、発行元のAOFAは、コモロ連合の中央銀行が「架空の組織」の一つに挙げています。この表示だけで、許可を受けた会社だとは受け取らないでください。
Moonshot FXを利用している方へ
DataProの調査で見つかったMoonshot FXの不審点は、次のとおりです。
- ライセンスの確認先に名前が出るのは、ライセンスの取得を代行する会社
- ライセンスの発行元は、コモロ連合の中央銀行が「架空の組織」の一つに挙げた機関
- 運営会社は海外の法人で、日本の登録番号が書かれていない
- 利用規約が、短い英文の前置きだけで、条文が無い
- ボーナスのクレジットは、長さの書かれていない「一定期間」取引しないと消える
以上のことから、Moonshot FXへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




相談無料・24時間365日受付