取引センター(trive-coin.com)は、暗号資産(仮想通貨)の売買や「秒単位の契約」を案内する取引サイトです。DataProが中身を確かめると、運営している会社の名前も所在地も見当たりませんでした。
画面には日本語のメニューが並び、フッターの説明ではシンガポールに本社があり、2つの金融ライセンスを持っていると名乗っています。
DataProが確認した範囲では、「MSB証明書」として出てくる書面の名義は coinftx で、取引センターの名前は書かれていません。ドメイン名の trive という文字も、サイトの中には出てきませんでした。
ここからは、DataProの独自調査によって明らかになった取引センターの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
取引センターの怪しい点
- 会社名・住所・電話番号・メールアドレスの表示が見つからない
- 証明書として出す書面の名義が、サイトの名前と違う
- 秒単位の契約の5%〜70%という数字に説明がない
- 引き出しに手数料が要ると規約にあるのに、額が書かれていない
これらの確認結果だけで法的に詐欺と断定することはできません。
ただし、資産を預けるサービスとして安全性を判断できる情報が不足しており、取引センターへの入金や個人情報の提供には非常に慎重な判断が必要です。
取引センターに入金している方へ
引き出しの手数料だと言われて新たな支払いを求められても、いったん止めてください。
残高や注文履歴の画面、チャットのやり取り、送金日時と送金先を保存しましょう。
送金記録が残っていれば、返金・被害回復に向けて確認できることが残っている場合があります。DataProでは、現在の状況を無料で確認しています。

相談無料・24時間365日受付
取引センターは詐欺?独自調査で判明した実態
trive-coin.com を開くと、取引センターのロゴと Find Your Next Moonshot という見出し、24時間の取引量をうたう数字が出てきます。その下にはビットコインやイーサリアムなど13銘柄の対USDTの相場が並びます。

メニューには暗号通貨の購入、取引、IEO、DeFi のほか、公告センターがあります。ところが公告センターを開いてもお知らせは1件もなく、トップのお知らせ欄も「announcement1 : announcement」という文字が出ているだけでした。
| 調査項目 | DataProの確認結果 |
|---|---|
| サイトの名称 | 取引センター(規約では取引センター Global) |
| ドメイン | trive-coin.com(サイト内に trive の文字は出てこない) |
| 掲げるサービス | 暗号資産の購入と取引、秒単位の契約、IEO、DeFi |
| 運営会社 | 記載なし(会社情報の定番アドレスは404) |
| 連絡先 | メールアドレス・電話番号の表示なし。画面右下にチャットのボタンのみ |
| 所在地の説明 | シンガポールに本社と名乗る。番地の記載なし |
| ライセンス | 2つの金融ライセンスを持つとの説明のみ。名称・番号の記載なし |
| MSB証明書の書面 | 名義は coinftx。サイトとの関係の説明なし |
| 金融庁の一覧 | 登録一覧と無登録業者の2つの一覧に、取引センター・trive・coinftx の名称なし |
| 出金の手数料 | 規約で必要とされるが、額の記載なし |
| ドメイン登録日 | 2025年9月23日(有効期限 2027年9月23日) |
| 総合的な判断 | 運営者の記載がなく、ライセンスの名称・番号も示されておらず、入金は控えるべき状態 |
DataProが照会した金融庁の暗号資産交換業者の登録一覧では、取引センターの名前を確かめられませんでした。特に、ライセンスを持つとしながら、見せている書面の名義が別の名前になっている点は、登録を考える前に知っておく必要があります。
取引センターのサイトで確認された4つの不審点
以下では、DataProがフッターの説明や証明書の画像、取引画面、規約、金融庁の一覧を確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.会社の名前・住所・連絡先が確認した画面に出てこない
フッターの私たちについては、シンガポールに本社を置き、米国・韓国・香港に拠点があると説明しています。けれども、会社の正式な名前や番地、代表者は書かれていません。

メールアドレスや電話番号も見当たらず、/company や /contact のアドレスを試すと404でした。確認できた問い合わせの手段は画面右下のチャットのボタンだけで、応答が止まると連絡の手がかりがなくなります。
2.「MSB証明書」の名義は coinftx で、サイト名と一致しない
フッターの MSB証明書を押すと、2枚の書面の画像が開きます。1枚目の名義の欄は coinftx、所在地は米国となっていて、取引センターの名前はありません。

coinftx と取引センターがどういう関係なのかは、確認したページには説明がありません。DataProはこの書面の登録を照会しておらず、書面が本物かどうかも確かめていません。別の名義の書面は、このサイトが登録を受けている証拠にはなりません。金融庁の3つの一覧にも、取引センター・trive・coinftx の名前は出てきませんでした。
3.秒単位の契約の「5%〜70%」が何の数字か分からない
メニューの秒単位の契約では、BTC/USDT のチャートの横に、60S 5%、300S 10%、600S 15%、1800S 30%、3600S 70% の5つの周期が並びます。購入量は100から10000まで選べます。

この割合が利益なのか損失なのか、画面には説明がありません。トップページではレバレッジについても、最大5倍と書く箇所と Up to 125x と書く箇所が並んでいて、上限の表示がそろっていません。
4.引き出しの手数料が要るのに、その額を書いていない
フッターの利用規約は英文で、残高はいつでも引き出せるとしつつ、所定の引き出し手数料を払う必要があると定めています。手数料がいくらなのかは、規約には出てきません。
規約は事前の通知なくサービスを止められるとも書いています。引き出しを申し込んだ段階で初めて手数料を示されても、その額が正しいかを利用者が確かめる手段がありません。
取引センターの口コミ・評判を調査
取引センター(trive-coin.com)について、検索エンジン、金融庁の公開資料、ドメインの登録情報、過去の保存記録を調べた結果です。
| 調査先 | 確認結果 |
|---|---|
| 検索エンジン | trive-coin.com を名指しした口コミ・評判の投稿は見つからなかった。名前の似た別の事業者を扱う結果だけで、このサイトを扱うものではなかった |
| 金融庁の一覧 | 登録一覧・無登録業者の一覧のいずれにも取引センター・trive・coinftx の名称なし |
| ドメインの登録情報 | 2025年9月23日登録。登録者の情報は公開されていない |
| Wayback Machine | 保存記録なし |
フッターには CopyRight © 2017 – 2022 と出ていますが、ドメインが登録されたのは2025年9月23日でした。
口コミが見つからないことは、このサイトが安全であることを意味しません。証明書の画像が出ていても、名義がサイトと違い、当局の記録で名前を確かめられない場合は同じです。
評判の多さではなく、運営会社や登録番号、当局の記録、引き出しの手数料といった客観的に確かめられる情報で判断してください。
取引センターから出金できない場合に確認したいこと
残高があるのに引き出しが進まない、支払いを求められているという場合は、次に当てはまらないか確認してください。
- 引き出しを申請したら、額を知らされていなかった手数料を先に払うよう言われた
- 秒単位の契約の割合や損失の扱いを尋ねても、はっきりした説明がない
- ライセンスの話になると、名義の違う証明書の画像だけを見せられる
- チャットで会社名や所在地を尋ねても、答えが返ってこない
正規の事業者でも本人確認や入金確認に時間がかかることはあります。
しかし、手数料や条件が事前に示されていないのに、引き出しの前になって新たな支払いを求められる場合は、追加被害につながる可能性を考えて慎重に対応してください。
trive-coin.com の規約は、引き出しに手数料が要るとしながら、その額を公開していません。
後から示された請求に応じても、引き出せる保証はありません。応じる前に、請求の名目、金額、振込先、支払期限が分かる画面とチャットを保存してください。




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取引センターに送金したお金は返金できる?
送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
取引センターの画面は、暗号資産の購入メニューや秒単位の契約の購入量を USDT 建てで案内しています。
実際に使った送金方法ごとに、確認できることと相談先が変わります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
取引センターの被害に気づいたときにやるべきこと
引き出しが進まない、手数料を請求されているといった場合は、チャットでのやり取りを続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の支払いと取引を止める手数料、税金、保証金など、どのような名目であっても新たな支払いや秒単位の契約での追加の取引はいったん止めてください。期限を切られても、その場で判断しないことが重要です。
- 画面とチャットを保存する残高の画面、注文履歴、出金申請の画面、請求の画面、チャットのやり取りをスクリーンショットで保存してください。表示されている間の記録が重要な資料になります。
- 送金情報を整理する暗号資産で送った場合はTXIDと送金先アドレス、登録したメールアドレス、招待コードを教えてきた相手の情報を整理します。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、資金移動を調査できる専門家へ相談しましょう。記録が残っていれば、支払った資金がその後どこへ移動したかを確認できる可能性があります。
クレジットカードで支払った場合は、カード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、ブロックチェーン上の取引記録の解析を活用し、送金先アドレスを起点とした資金の移動状況を調査しています。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として活用できるよう、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。
取引センターに入金したあとで手数料や追加の支払いを求められて迷っている場合は、支払う前にご相談ください。
取引センターに関するよくある質問
trive-coin.com でアカウントを作って入金しても平気でしょうか?
おすすめできません。運営会社の名前も所在地も連絡先も書かれておらず、ライセンスの名称や番号もありません。法的に詐欺と断定はできませんが、入金や身分証の提出は控えてください。
coinftx という名義の証明書は、取引センターのものですか?
サイトには、coinftx と取引センターの関係を説明する文章がありません。DataProはこの書面の登録を照会しておらず、本物かどうかも確かめていません。名義の違う書面を、登録を受けている根拠と考えないでください。
秒単位の契約の70%とは、利益の割合のことですか?
画面には60S 5%から3600S 70%までの数字が並ぶだけで、何の割合なのかの説明はありませんでした。DataProはアカウントを作っていないため、取引の条件も確かめていません。意味の分からない数字を見て入金を決めないでください。
送った暗号資産の行き先は、あとから調べられますか?
トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動をたどれる場合があります。ただし、たどれることと返金されることは別で、回収を保証するものではありません。
取引センターを利用している方へ
DataProが取引センター(trive-coin.com)を調べた結果、運営会社を特定できる情報は見つからず、2つの金融ライセンスを持つという説明を裏付ける名称や番号も示されていませんでした。
- 会社名・住所・電話番号・メールアドレスが見つからず、確認できた窓口はチャットのボタンのみ
- 証明書として出す書面の名義は coinftx で、サイト名と違う
- 秒単位の契約の5%〜70%に説明がなく、レバレッジの上限の表示もそろわない
- 引き出しに手数料が要ると規約にあるが、額が書かれていない
以上のことから、取引センターへの入金や秒単位の契約での取引、身分証の提出は控えることをおすすめします。すでに入金している場合は、引き出しのためという理由で支払いを求められても応じず、画面と送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




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