saxo.pro は、サクソバンク証券(Saxo Bank)と同じ「SAXO」の名称とロゴを表示する投資サイトです。DataProには、saxo.pro と関連ドメインの saxonjp.com・saxonia.org について、被害相談が複数寄せられています。
サクソバンク証券の公式ドメインは home.saxo で、saxo.pro とは異なります。
公開されている情報からは、saxo.pro と正規のサクソバンク証券との関係を確認できませんでした。
DataProが3つのドメインを調べたところ、saxo.pro と saxonjp.com は画面の構成が同じで、公開されている設定ファイルの内容も一致しました。ドメインを変えながら、類似するサイトを使っている可能性があります。
本記事では、saxo.pro の実態と3つのドメインの共通点、寄せられた相談の内容、出金時に税金や保証金を求められたときの考え方、返金に向けて残すべき記録を解説します。
saxo.proの怪しい点
- サクソバンク証券と同じ名称・ロゴを使うが、公式ドメインとは異なる
- 運営会社・所在地・金融ライセンスの表示がない
- saxonjp.com と画面・設定ファイルが一致している
- 金融庁の登録一覧に saxo.pro の記載がない
- SAXO以外の名称や中国語の管理名が混在している
これらの確認結果と寄せられた相談だけで、法的に詐欺と断定することはできません。
ただし、正規事業者の名称を使いながら運営者を確かめられない状態であり、saxo.pro は詐欺サイトとして注意が必要です。入金には非常に慎重な判断が必要です。
saxo.proに入金している方へ
税金や保証金などを理由に支払いを求められても、次の送金をする前に手を止めてください。
取引画面や出金申請の画面、送金の記録とLINEのやり取りを保存しましょう。
DataProでは、追加で送金する前の段階から無料で状況を確認しています。

相談無料・24時間365日受付
saxo.proは詐欺?独自調査で判明した実態
saxo.pro のトップページは日本語で、「いらっしゃいませ SAXO デジタル資産取引プラットフォーム」と表示しています。メニューには市況・取引・DeFiマイニング・ステーキングマイニング・資産運用が並びます。

口座は最低入金額5,000米ドルから200,000米ドルまでの4種類です。価格一覧には金(XAU/USDT)や暗号資産(仮想通貨)、米国株の銘柄が表示されています。
| 調査項目 | DataProの確認結果 |
|---|---|
| サイトの表示名 | SAXO(ロゴは「SAXO BE INVESTED」) |
| URL | https://saxo.pro/#/home(転送なし) |
| 掲げるサービス | 暗号資産の取引、秒契約、DeFiマイニング、ステーキングマイニング |
| 口座の種類 | 最低入金額5,000〜200,000米ドルの4種類 |
| 運営会社・所在地 | 記載なし |
| 金融ライセンス | 記載なし |
| 連絡先 | チャット窓口のみ |
| 利用規約 | ログインしないと表示されない |
| 出金手段の設定 | 暗号資産と日本円の銀行送金 |
| 金融庁の一覧との照合 | saxo.pro の記載なし |
| ドメイン登録 | 2023年1月8日登録。2026年9月4日に登録事業者を移管 |
| 正規サクソバンク証券との関係 | 公開情報から確認できず |
| 総合的な判断 | 運営者と登録を確認できず、入金には慎重な判断が必要 |
DataProの調査では、saxo.pro が信頼できる事業者だと判断できる裏付けを確認できませんでした。特に、誰が運営しているのかを示す情報がサイトのどこにもありません。
saxo.proのサイトで確認された5つの不審点
ここからは、DataProが saxo.pro の画面と読み込まれるファイル、関連する2つのドメイン、公的な一覧を確認して見つけた不審点を解説します。
1.サクソバンク証券と同じ名称・ロゴを使うが、公式ドメインとは異なる
saxo.pro は左上に「SAXO BE INVESTED」のロゴを置き、「SAXO」の名称で取引を案内しています。サクソバンク証券は、日本で金融商品取引業の登録を受けている証券会社です。
| 項目 | サクソバンク証券 | saxo.pro |
|---|---|---|
| 会社名 | サクソバンク証券株式会社 | 記載なし |
| 金融庁の登録 | 関東財務局長(金商)第239号 | 登録一覧に記載なし |
| 公式サイト | home.saxo | saxo.pro |
| 取引ツールのログイン | saxotrader.jp/saxotrader.com | saxo.pro 内のログイン画面 |
| 主な取扱い | 外国株・ETF・CFD・FX・オプション・先物 | 暗号資産の取引・秒契約・DeFiマイニング |
サクソバンク証券は公式サイトで、名称やロゴを無断で使った偽サイトへの注意を呼びかけています。ただし、2026年7月24日の注意喚起に saxo.pro、saxonjp.com、saxonia.org の記載はありません。
本記事は、正規のサクソバンク証券を問題のある事業者として扱うものではありません。サクソバンク証券は、名称を使われている側の会社です。
「SAXO」の表示や日本語の画面だけで、サクソバンク証券のサービスだと判断しないでください。取引や入金の前に、アドレスバーのURLが home.saxo になっているかを確認してください。
2.運営会社・所在地・金融ライセンスの表示がない
saxo.pro のフッターにある表記は「© saxo.pro」だけで、会社概要やプライバシーポリシーのページは見当たりません。「サービス規約」のリンクを開くとログイン画面へ移り、規約の本文は表示されません。

登録画面では、ユーザー名・ウォレットアドレス・メールアドレスのいずれかとパスワードを入力します。取引条件を読めないまま口座を作る形です。DataProは登録・ログインを行っていません。
3.saxonjp.com と画面・設定ファイルが一致している
関連ドメインの saxonjp.com は、現在も saxo.pro と同じタイトル・ロゴ・メニューの画面を表示しています。読み込まれるプログラムや画面設定のファイル名も同じで、チャット窓口も同じ設定番号を使っていました。
公開されている設定ファイルの内容は、両サイトで同一でした。入金先として設定された暗号資産のウォレットアドレス8件も、すべて一致しています。
| ドメイン | 確認できた状況 |
|---|---|
| saxo.pro | 2023年1月8日登録。2026年9月4日に登録事業者を移管。現在も表示でき、タイトルは「SAXO」 |
| saxonjp.com | 2026年6月11日登録。現在も表示でき、saxo.pro と画面・設定ファイルが一致 |
| saxonia.org | 2025年4月2日登録。第三者の記録では2026年6月9日に同じ画面を表示。現在は表示できない |
saxo.pro と saxonjp.com は、ドメインの名前を管理するネームサーバーも同じ組み合わせでした。saxonia.org は、ウェブサイトの記録を公開している第三者のサービスに、同じ構成の画面が残っています。
これらの一致から、3つのドメインでは共通するサイト構成が確認され、同じテンプレートが使われている可能性があります。ドメインを変更しながら類似サイトを展開している可能性もあります。
ただし、運営者の名称や所在地を示す情報はありません。同じ運営者だと特定できるものではない点に注意してください。
4.金融庁の登録一覧に saxo.pro の記載がない
金融庁の「金融商品取引業者登録一覧」で「サクソ」に該当するのは、サクソバンク証券株式会社だけでした。saxo.pro、saxonjp.com、saxonia.org の記載はありません。
暗号資産交換業者の登録一覧にも、SAXO やサクソを含む業者はありませんでした。無登録業者として公表された一覧にも掲載はありませんが、掲載が無いことは安全を意味しません。
5.SAXO以外の名称や中国語の管理名が混在している
saxo.pro のトップページの本文には、SAXO のほかに「VGP」「EXFT」という名称が出てきます。サイトの設定では、取引の種類が「秒合约」「币币交易」など中国語の名前で管理されていました。
さらに、読み込まれるプログラムには「comtex」「saxo」「ose」などの名前を切り替える記述があります。複数の名称で使い回すための仕組みである可能性があります。
saxo.proの口コミ・評判を調査
saxo.pro について、検索エンジン、ウェブサイトの記録を公開している第三者のサービス、サクソバンク証券の公式情報を確認した結果です。
| 調査先 | 確認結果 |
|---|---|
| 検索エンジン | saxo.pro に触れた第三者の記事は見つからなかった |
| ウェブサイトの記録サービス(urlscan.io) | 3ドメインともタイトル「SAXO」で記録。saxo.pro は2024年6月にはドメインの販売ページだった |
| サクソバンク証券の公式情報 | 偽サイトへの注意喚起はあるが、3ドメインの記載はない |
| DataProへの相談 | saxo.pro について被害相談が寄せられている(相談者の申告。内容は下記) |
ここからは、saxo.proについてDataProに寄せられた相談内容です。技術調査で確認した事実とは分けて、個人が特定されない形で記載します。
- 最初の接触はFacebookで、その後のやり取りはLINEで行われた
- 勧誘された内容は金への投資だった
- 「将来のための資産管理には一番」と説得された
- 「自分も叔父に誘われて始めたが、確実な方法だ」と説明された
- 出金しようとした際に、税金と保証金の両方を請求された
これは相談者からの申告に基づく情報で、DataProが送金記録やLINEの履歴を独立して確認した事実ではありません。この相談内容だけで、法的な詐欺や関連ドメインとの同一運営を断定するものではありません。
口コミが見つからないことは、saxo.pro が安全であることを意味しません。被害に遭った方が、公開の場へ書き込まないこともあります。
投資サイトを自分で確かめる方法は、投資サイトが詐欺か調べる手順で解説しています。
saxo.proから出金できない場合に確認したいこと
入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加の支払いを求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 取引画面に利益や残高が表示されているのに、出金申請が進まない
- 出金の条件として、税金や保証金、手数料を別に支払うよう求められている
- 支払いの期限を短く区切られ、急ぐよう求められている
- 担当者との連絡がLINEなどのメッセージアプリに限られている
- home.saxo ではない「SAXO」のサイトへ案内された
取引画面に表示される利益や残高は、サイト側が表示している数字です。実際に出金できるまで、利益が手元にあるとは言えません。
投資の利益にかかる税金は、利益から差し引かれるか、本人が確定申告をして納めるのが一般的です。出金の前に、指定された送金先へ税金を別に支払うよう求められたときは、支払う前に手を止めてください。
請求の名目ごとの考え方は、出金に税金や保証金を求められたときに確認することで詳しく解説しています。
saxo.pro では出金の条件や手数料を説明するページを確認できませんでした。
税金や保証金を求められたら、応じる前に請求の名目・金額・振込先・期限が分かる画面を保存してください。
すでに追加請求を受けている段階でも、支払う前であれば相談できます。




相談無料・24時間365日受付
saxo.proに送金したお金は返金できる?
送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法や経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
saxo.pro の設定では、入金先に暗号資産のウォレットアドレスが、出金手段に暗号資産と日本円の銀行送金が用意されていました。
実際に使った送金方法ごとに、残すべき記録と相談先が変わります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察や弁護士、金融機関などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。振り込んだ直後に確認することは、詐欺の相手に振り込んでしまったときに確認することにまとめています。
saxo.proの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手とのやり取りを続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、手数料など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。期限を示されても、その場で判断しないことが大切です。
- やり取りと画面を保存する案内されたURL、取引画面や残高、出金申請画面、追加請求の画面、FacebookやLINEでのやり取りをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する暗号資産で送った場合はTXIDと送金先アドレス、銀行振込の場合は振込明細を整理します。登録に使ったメールアドレスやウォレットアドレスも控えておきましょう。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、資金移動を調査できる専門家へ相談しましょう。記録が残っていれば、支払った資金がその後どこへ移動したかを確認できる可能性があります。
被害に遭った後に「お金を取り戻せる」と連絡してくる業者にも注意が必要です。依頼する前の確認点は、詐欺被害の返金をうたう業者に注意で解説しています。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れを確認できる場合があります。
DataProでは、ブロックチェーン上の取引記録の解析を活用し、送金先アドレスを起点とした資金の移動状況を調査しています。調査結果は、警察や弁護士などへ相談する際の資料として使えるよう、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。
saxo.pro や saxonjp.com、saxonia.org への送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
saxo.proに関するよくある質問
saxo.pro はサクソバンク証券の公式サイトですか?
サクソバンク証券が案内している公式サイトは home.saxo で、取引ツールのログインは saxotrader.jp または saxotrader.com です。saxo.pro はこれらと異なり、公開されている情報から正規のサクソバンク証券との関係は確認できませんでした。
saxo.pro は詐欺サイトですか?
法的に詐欺と断定することはできません。ただし、DataProには saxo.pro に関する被害相談が寄せられており、運営会社や金融ライセンスもサイト上で確認できませんでした。詐欺サイトとして注意が必要な状態です。
サクソバンク証券そのものに問題があるのですか?
本記事は、正規のサクソバンク証券を問題のある事業者として扱うものではありません。サクソバンク証券株式会社は金融庁の登録(関東財務局長(金商)第239号)を受けており、名称を使われている側の会社です。
saxonjp.com・saxonia.org と saxo.pro は同じ運営者ですか?
saxo.pro と saxonjp.com は画面の構成と設定ファイルが一致し、saxonia.org にも同じ構成の画面の記録があります。同じテンプレートが使われている可能性はありますが、運営者を示す情報がないため、同じ運営者だとは特定できません。
「短期デジタルゴールド交割契約」や「Onchain」という表示は saxo.pro にありますか?
ログインせずに見られる saxo.pro の画面と、読み込まれるプログラムからは、これらの語は見つかりませんでした。ログイン後の画面は確認していません。同じ名称の商品を案内された場合は、その画面とURLを保存してください。
税金や保証金を払えば出金できますか?
支払えば出金できるという根拠は、saxo.pro のサイト上で確認できませんでした。追加で支払う前に手を止め、請求の画面とやり取りを保存してください。支払った後に回収できるかどうかは状況によって異なり、保証できるものではありません。
saxo.proを利用している方へ
DataProが saxo.pro と関連する2つのドメインを調査した結果、正規のサクソバンク証券との関係や運営会社を確認できる情報は見つかりませんでした。
- サクソバンク証券と同じ名称・ロゴを使うが、公式ドメインとは異なる
- 運営会社・所在地・金融ライセンスの表示がない
- saxonjp.com と画面・設定ファイルが一致している
- 金融庁の登録一覧に saxo.pro の記載がない
- SAXO以外の名称や中国語の管理名が混在している
以上のことから、saxo.pro の利用や入金には慎重な判断が必要です。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
URL・画面・送金記録を整理できたら、それが被害回復に向けた確認の出発点になります。
案内されたURL、取引画面、FacebookやLINEのやり取り、送金の明細がそろっていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは整理した記録をもとに、現在の状況をお聞かせください。




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