Skadeva(skadeva.com)は、為替や株式、暗号資産などを取引できるサイトのように見えますが、DataProが調べたところ、運営会社として書かれた「Profit Pulse Ltd」とサービス名「Skadeva」を金融庁が無登録業者として警告しているなど、不審な点がいくつも見つかりました。
本記事では、DataProの独自調査によって明らかになったSkadevaの実態や不審点、口コミ・評判、出金できない場合に確認すべきこと、被害に遭った際の返金に向けた対応方法について詳しく解説します。
Skadevaの怪しい点
- 運営会社「Profit Pulse Ltd」とサービス名「Skadeva」を、金融庁が無登録業者として警告している
- 安全の根拠に挙げた「ムワリ国際サービス機構の認可」を、コモロ中央銀行が架空の組織としたと伝えられている
- 取引も入出金もしない月が続くと、毎月100〜500ユーロを預けた資金から差し引ける規約になっている
- 金融庁が、同じ所在地の警告済みの業者として12社を挙げている
- 取引を処理するとされる英国の会社が、契約書では決済仲介業者の例として挙げられているだけ
これらだけで法的に詐欺と断定することはできませんが、金融庁が警告した名前と同じ会社を運営者として掲げるサイトに、お金や個人情報を預けないようにしてください。
Skadevaに入金している方へ
出金しようとしたときに、税金や保証金、手数料などの名目で支払いを求められても、応じないでください。
送金の記録や相手とのやり取りは、消さずに残しておいてください。お金の行き先をたどる手がかりになります。

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Skadevaは詐欺?独自調査で判明した実態

トップページは英語で表示され、為替や株式、株価指数、暗号資産などを取引できると案内しています。言語の切り替えで、日本語の画面も開けます。
Skadevaの基本情報は、次のとおりです。
| 調査項目 | |
|---|---|
| サイト名 | Skadeva |
| URL | https://skadeva.com/ |
| 運営会社 | サイトの下に「Profit Pulse Ltd」(コモロ連合で登記)と記載されています |
| 金融登録 | サイトに日本の登録番号の記載はありません。「Profit Pulse Ltd」は、金融庁の無登録業者の一覧に載っています |
| 所在地 | Bonovo Road, Fomboni, Comoros, KM(サイトの記載) |
| 連絡先 | クライアント契約の見出しに、英国の電話番号(+44 20 3150 0808)の記載があります |
| ドメイン登録 | 2025年4月30日(調査時点で約1年5か月前) |
| ドメインの更新期限 | 2027年4月30日 |
| レジストラ | GoDaddy.com, LLC |
Skadevaのサイトで確認された5つの不審点
ここからは、DataProがSkadevaのサイトを確認して見つけた不審点を詳しく解説します。
1.運営会社「Profit Pulse Ltd」とサービス名「Skadeva」を、金融庁が無登録業者として警告している
Skadevaのページの一番下には運営会社として「Profit Pulse Ltd」と書かれており、金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等」の一覧には、この名前が所在地(コモロ連合のBonovo Road, Fomboni)と、提供するサービスの名称「Skadeva」とともに載っています。令和8年1月に、インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたものとして公表されました(関東財務局のページの日付は令和8年1月29日)。

金融庁の一覧は、この運営会社の名前とサービス名の両方を載せているため、利用者は一覧で「Skadeva」を探すだけで確かめられます。ページの一番下の著作権表示も「© Copyright Profit Pulse Ltd.」で、サイト自身が、警告された名前の会社を運営者として掲げています。金融庁の一覧で「Skadeva」と検索すると、運営会社として書かれた名前と同じ行が見つかります。
2.安全の根拠に挙げた「ムワリ国際サービス機構の認可」を、コモロ中央銀行が架空の組織としたと伝えられている
トップページの「信頼できるセキュリティ」の欄には「MWALI 認可およびコンプライアンス」と書かれ、安全の根拠として示されています。ページの一番下にも、「Profit Pulse Ltd はMISAによって規制されています」「ムワリ国際サービス機構(MISA)からライセンス番号BFX2024063で国際ブローカーおよびクリアリングハウスのライセンスを取得しています」とあります。

業界紙Finance Magnatesの2026年3月19日の記事によると、コモロ中央銀行は2022年6月の声明でこの機関を架空の組織としており、記事自身も、この機関に法的な根拠は無いという見解を書いています。サイトが安全の根拠に挙げた認可の出どころは、中央銀行が架空の組織としたとされる機関です。
日本で金融商品や暗号資産(仮想通貨)を扱う業者は、サイトなどに会社名と登録番号を示すことが、金融商品取引法や資金決済法で決められています。また、契約の前には、会社名・住所・登録番号・手数料などを客に示さなければなりません。Skadevaのサイトに書かれているのは、運営会社の名前とコモロの機関のライセンス番号で、日本の登録番号はありません。
3.取引も入出金もしない月が続くと、毎月100〜500ユーロを預けた資金から差し引ける規約になっている
日本語の画面の「法的事項」から開ける文書は、クライアント契約・一般手数料・リスク開示など、すべて英語のPDFです。このうち一般手数料には、取引・入金・出金が1か月以上ない口座に、月ごとの手数料(不活動手数料)を課すことがあると書かれています。金額は、1〜2か月が100ユーロ、2〜6か月が250ユーロ、6〜12か月が500ユーロで、12か月を超えると以後毎月500ユーロです。
この手数料を、会社が預かっている資金から差し引けることは、次のように書かれています。
You agree that you are liable to and will pay the applicable fee as notified to you from time to time and that we may deduct such fee from any funds held by us on your behalf.
通知された手数料を支払う責任があり、会社があなたのために預かっている資金からその手数料を差し引くことができる、という意味です。取引をしない月があるだけで、預けた資金から毎月の手数料を差し引けます。口座が休眠状態になると、有効なボーナスの全額と、ボーナスに関わる利益も差し引くと書かれています。
4.金融庁が、同じ所在地の警告済みの業者として12社を挙げている
金融庁の一覧の備考には、「Profit Pulse Ltd」と所在地が同様もしくは酷似している警告済みの業者として、Bullfxo Ltd・WM Markets Ltd・Trade Tide Ltd・Proxtrend Ltd・Zenith Markets PLC(サービス名はTradGrip)など、12社が挙がっています。同じ所在地が、これだけ多くの無登録業者の警告に出てくることになります。金融庁は、これらの業者との関係を「不明」としています。
5.取引を処理するとされる英国の会社が、契約書では決済仲介業者の例として挙げられているだけ
ページの一番下には、「クライアントの取引は、登録番号16685304で、英国ロンドンN1 7GU、20 Wenlock Roadに登録された会社 Solvra Limited によって処理される場合があります」とあります。運営会社のコモロの「Profit Pulse Ltd」とは別に、英国の会社の名前が出てきます。

ところが、クライアント契約の5.3.6では、Solvra Limitedはカード決済を処理するときの決済仲介業者(payment intermediary)の例として挙げられているだけです。英国の会社登記(Companies House)では、Solvra Limitedの設立は2025年9月1日で、事業の種類は「金融仲介の補助的活動(他に分類されないもの)」です。サイトの一番下と契約書とで、この会社の役割の書き方が違うため、入金したお金を実際に誰が受け取って処理するのかは、サイトを読んでも分かりません。会社の設立は、ドメインの登録の約5か月後です。

Skadevaの口コミ・評判を調査
Skadevaを使った人の口コミや、「出金できない」といった被害の報告は見つかりませんでした。
ただ、詐欺サイトは、悪い評判が広まる前にサイトを閉じ、別の名前で作り直すことも少なくないため、被害の報告が無いからといって油断はできません。
Skadevaから出金できない場合に確認したいこと
Skadevaへの入金後に出金できない、出金申請が保留されている、追加費用を求められている場合は、次の状況に該当していないか確認してください。
- 出金前に、未完了の取引や注文をすべて処理するよう求められた
- 税金、保証金、認証費用、口座解除費用などを請求された
- 出金するために、追加の暗号資産を送金するよう指示された
- 出金申請後、サポートや紹介者と連絡が取れなくなった
- 「手続きの期限が迫っている」などと支払いを急かされている
- 出金先の変更や本人確認を理由に、別の支払いを求められた
すでに口座内に資産があるにもかかわらず、出金条件として指定先へ別途送金するよう求められる場合は、追加の送金には応じないでください。
追加送金を求められている場合
支払っても、出金できるとは限りません。名目を変えて、さらに支払いを求められることが多くあります。相手から案内された請求名目、金額、振込先口座またはウォレットアドレス、支払期限が分かる画面を保存し、まずは弊社無料相談をご活用下さい。




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Skadevaに送金したお金は返金できる?
Skadevaへ送金した資金が返金されるかどうかは、送金方法、送金からの経過時間、資金の移動状況、相手方の情報、残っている証拠などによって異なります。一律に返金できると判断したり、被害金の回収を保証したりすることはできません。
ただし、すでに送金してしまった場合でも、何も確認できないと決まったわけではありません。
暗号資産で送金した場合、ブロックチェーン上には送金記録が残ります。
トランザクションIDや送金先アドレスを起点として、資金の移動先や取引所への到達状況などを確認できる場合があります。
| 送金方法 | 確認・保存する情報 |
|---|---|
| 暗号資産(仮想通貨) | TXID、送金先アドレス、利用した取引所・ウォレット、送金日時、通貨、数量を保存する |
| 銀行振込 | 振込明細、振込先口座、名義、振込日時を保存し、利用した金融機関へ相談する |
| クレジットカード | 利用明細、決済事業者名、注文・契約内容を保存し、カード会社へ相談する |
調査によって資金の流れを確認できても、それだけで返金が実現するわけではありません。
しかし、警察、弁護士、金融機関、暗号資産取引所などへ状況を説明する際の資料として活用できる可能性があります。
Skadevaの被害に気づいたときにやるべきこと
出金できない状態や追加請求が発生している場合は、相手との交渉を続ける前に、次の順番で対応してください。
- 追加の入金・送金を止める税金、保証金、口座解除費用、未完了取引の処理費用など、どのような名目であっても新たな支払いはいったん止めてください。支払いを急かされても、その場で判断しないことが重要です。
- やり取りと画面を保存するサイトのURL、残高画面、出金申請画面、追加請求画面、利用規約、紹介者やサポートとのLINE・Telegram・メールなどをスクリーンショットで保存してください。
- 送金情報を整理する送金日時、金額、通貨、送金先ウォレットアドレス、トランザクションID、利用した取引所・ウォレットを整理します。銀行振込の場合は、振込先口座と振込明細を保存してください。
- 現在の状況を専門家へ相談する送金記録や相手とのやり取りを整理したら、暗号資産(仮想通貨)の資金追跡に対応している専門家へ相談しましょう。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、資金の移動状況などを確認できる場合があります。
銀行振込やクレジットカードで支払った場合は、利用した銀行やカード会社へ連絡し、対応できる手続きがないか確認してください。
調査会社への相談で資金の移動状況を確認できる場合がある
暗号資産(仮想通貨)の取引履歴は、ブロックチェーン上に記録されます。トランザクションIDや送金先のウォレットアドレスが残っていれば、専門の調査会社による解析を通じて、送金後の資金の流れや、暗号資産取引所へ到達している可能性を確認できる場合があります。
DataProでは、専門のブロックチェーン解析ツールを活用し、ご相談いただいた送金先アドレスやトランザクションIDをもとに、資金の移動状況を調査します。調査結果は、警察や弁護士、暗号資産取引所などへ相談する際の資料として、レポートにまとめることも可能です。
調査によって返金を保証することはできませんが、現在残っている記録から何を確認できる可能性があるのか、無料相談でご案内しています。Skadevaへの送金について不安がある場合は、追加の支払いを行う前にご相談ください。
Skadevaに関するよくある質問
Skadeva(skadeva.com)は詐欺サイトですか?
Skadevaのサイトが運営会社として掲げる「Profit Pulse Ltd」とサービス名「Skadeva」は、金融庁が無登録業者として警告している名前です。日本の当局が警告している名前の会社を運営者に掲げるサイトへの、入金や個人情報の提供は避けてください。
Skadevaから出金できない場合はどうすればよいですか?
まず、出金のためという理由で追加送金を求められても支払いを止めてください。出金申請画面、追加請求の内容、相手とのやり取り、送金履歴を保存します。そのうえで、利用した金融機関や暗号資産取引所、警察、弁護士、調査会社などへの相談を検討してください。
税金や保証金を払えば出金できますか?
出金のために、税金や保証金、手数料などを別に振り込むよう求められたら、それは詐欺の典型的な手口です。正規の金融サービスでは、出金のために客が別にお金を振り込むことはありません。払っても出金できることはまずなく、名目を変えて次の請求が続きます。追加の支払いには応じないでください。
Skadevaに送金したお金は返金できますか?
返金できるかどうかは、送金方法、経過時間、資金の移動状況、残っている証拠などによって異なるため、保証することはできません。ただし、暗号資産の送金記録が残っていれば、資金の移動先などを確認できる場合があります。返金の可能性を判断する前に、まず送金記録を整理することが重要です。
暗号資産(仮想通貨)の送金先は追跡できますか?
トランザクションIDや送金先ウォレットアドレスが残っていれば、ブロックチェーン上で資金の移動を確認できる場合があります。ただし、資金の移動先を確認できることと、被害金を回収できることは別です。追跡や返金を保証するものではありません。
「ムワリ国際サービス機構の認可」があれば、日本でも使えますか?
Skadevaのサイトに書かれているのは、コモロのムワリ国際サービス機構のライセンス番号で、日本の登録番号の記載はありません。金融庁は、サイトが運営会社として書いている「Profit Pulse Ltd」を、インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたものとして警告しています。
金融庁の一覧にある、所在地が同じような12社は、Skadevaと同じ運営者ですか?
金融庁は、所在地が同様もしくは酷似しているとして挙げたうえで、これらの業者と「Profit Pulse Ltd」との関係を「不明」としています。
Skadevaを利用している方へ
DataProの調査で見つかったSkadevaの不審点は、次のとおりです。
- 運営会社「Profit Pulse Ltd」とサービス名「Skadeva」を、金融庁が無登録業者として警告している
- 安全の理由に挙げた認可の機関を、コモロ中央銀行が架空の組織としたと伝えられている
- 取引も入出金もしない月が続くと、毎月の手数料を預けた資金から差し引ける規約になっている
- 金融庁が、同じ所在地の警告済みの業者として12社を挙げている
- 取引を処理するとされる英国の会社が、契約書では決済仲介業者の例として挙げられているだけ
以上のことから、Skadevaへの入金や個人情報の提供は控えてください。すでに入金している場合は、出金のためという理由で追加送金を求められても応じず、やり取りと送金記録を保存してください。
被害回復に向けた確認は、早めの記録整理から始まります
送金記録ややり取りが残っていれば、今後の対応に必要な情報を確認できる場合があります。
相談時点で契約や調査を決める必要はありません。まずは現在の状況をお聞かせください。




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