
SNSの広告やメッセージをきっかけに投資を勧められ、「このまま進めて大丈夫だろうか」「自分はどのあたりまで進んでいるのだろう」と不安を感じていませんか。
DataProは、暗号資産(仮想通貨)や投資サイトのトラブルに限らず、SNS投資詐欺やロマンス詐欺、副業詐欺など、オンライン上の詐欺被害全般のご相談を受け付けています。
この記事では、SNS型投資詐欺の手口を、最初の接触から出金トラブルまでの流れで整理し、今どの段階にいるかの確かめ方、段階ごとに止めること、消えやすい情報の保存をまとめています。
SNSから始まった投資の話で、グループへの招待や振込の指示を受けているなら、まず詐欺の可能性を疑い、次の送金をする前に一度立ち止まって確認することが大切です。
SNSで勧められた投資について、入金する前の段階でも、すでに入金したあとの段階でもご相談いただけます。流れの中で今どこにいるのかを、一緒に整理しましょう。

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SNS型投資詐欺の手口の流れと、今いる段階を確かめる

警察庁は、SNS型投資詐欺の手口の一例として、次のような流れを示しています。すべての事例がこの順番どおりに進むわけではありませんが、今どのあたりにいるかを確かめる目安になります。
- ステップ1:SNSの広告やダイレクトメッセージをきっかけに、相手と接触する
- ステップ2:LINEなどに誘導され、投資のグループに招待される
- ステップ3:グループ内で、儲かっているという投稿が続く
- ステップ4:投資家やアシスタントを名乗る人から、振込を指示される
- ステップ5:画面上に利益が表示され、その一部が少額だけ振り込まれる
- ステップ6:高額の利益が表示され、全額を引き出すための手数料などを求められる
- ステップ7:突然、相手と連絡が取れなくなる
ステップ4からステップ6にかけては、お金を振り込む場面が何度も訪れます。
警察庁は、「投資金」や「手数料」などの名目でネットバンキングなどにより振り込ませる手口で、詐欺と気付くまで何度も振り込んでしまうことがあると説明しています。
ステップ5で少額の出金ができると、安心して次の入金に進みやすくなります。
金融庁も、しばらくは利益が出たように装い、安心して高額な入金をした後に連絡が取れなくなるケースがあると注意を呼びかけています。
今ご自身がどのステップにいるのかを確かめたうえで、次の章から確認を進めてください。
最初の接触で使われる主な入口
SNS型投資詐欺の入口は1つではありません。公的機関の注意喚起や紹介されている事例では、次のような入口が確認されています。
- 著名人を装う広告:公式の写真を無断で使うなどして、著名人の広告やアカウントに見せかける
- ダイレクトメッセージ:SNSのメッセージで投資の話を持ちかけ、LINEへ誘導する
- 動画の概要欄:解説動画の概要欄にあるURLから、グループチャットへ招待される
- 突然の連絡:個人のLINEアカウントやSMSに、突然メッセージが届く
- 知り合った相手:SNSやマッチングアプリで知り合った人から投資を勧められる
警察庁は、SNSのダイレクトメッセージで接触を始め、その後LINEに誘導するのが典型的な手口であると説明しています。
また、著名人が無料で投資教室を開いたり、確実に利益が出る投資話を無料で教えたりすることは基本的にないとして、本人の公式アカウントからの発信を確認するよう呼びかけています。
入口がどれであっても、その後にLINEなどでの個別のやり取りへ移っていく点は共通しています。グループに招待された段階の確認点は、LINEの投資グループに招待されたときの確認点で詳しく整理しています。
グループや担当者とのやり取りの中で起きること
LINEなどに移ったあとは、グループや個別のやり取りの中で、投資を始めたくなるような働きかけが続きます。金融庁の注意喚起や、金融庁に寄せられた情報の例では、次のようなことが紹介されています。
- グループ内で、特定の銘柄の投資を勧められたり、口座開設や入金を求められたりする
- 犯人たちが複数のアカウントを使い、投資が成功しているように見せる
- 「講師」「先生」「アシスタント」を名乗る人が投資を指南する
- グループでのやり取りから、個人どうしのやり取りへ持ち込もうとする
- アプリ上で、振り込んだ額と同額が入金されたかのように残高が表示される
グループの参加者がみな利益を得ているように見えても、その投稿が本当かどうかを確かめる手段はほとんどありません。画面に表示される利益や残高も、実際にお金が運用されていることを示すものではありません。
やり取りが続くと、相手を信じたい気持ちが強くなり、確認を後回しにしがちです。相手の肩書きや親しげな言葉ではなく、業者の登録や振込先など、画面の外で確かめられる情報で判断することが大切です。
ステップごとに止めること
今いるステップによって、止めたい行動が変わります。当てはまる段階の行を確認してください。
| 今いるステップ | 止めること |
|---|---|
| 広告・メッセージを受け取った | LINEへの移動や、個人情報の登録に進まない |
| グループに招待された | 口座開設やアプリの登録、入金の手続きに進まない |
| 振込を指示された | 指定された口座へ振り込まない。暗号資産や電子マネーでも送らない |
| 少額の出金ができた | 利益や出金の実績を理由に、入金額を増やさない |
| 手数料などを求められた | 出金のためと言われても、新たな支払いをしない |
| 連絡が取れなくなった | 新しい連絡先や別の窓口からの指示に、すぐ従わない |
どのステップでも共通するのは、お金や個人情報が相手へ渡る行動をいったん保留にすることです。警察庁が紹介する事例には、指定された口座への振込に加えて、電子マネーカードを購入してコード番号を送らされたものもあります。振込以外の方法を案内された場合も、同じように手を止めてください。
次の入金や支払いを求められている場合は、その場で決めずに手続きを止めてください。
お金を振り込む前に確かめたいこと
振込を指示されている段階なら、振り込む前に次の点を確かめてください。1つでも確かめられない場合は、振込を進めないことが大切です。
- 紹介された業者が、金融商品取引業や暗号資産交換業の登録を受けているか
- 投資を勧めている著名人の名前が、本人の公式アカウントで発信されているか
- 勧められた投資アプリや暗号資産の名前を検索して、実在を確認できるか
- 振込先が個人名義の口座になっていないか、振込のたびに口座が変わっていないか
- 「必ずもうかる」「あなただけ」といった言葉で勧められていないか
警察庁は、実在しない架空の暗号資産への投資を勧められたり、偽物の投資アプリをインストールさせられたりするケースがあるとして、名前を検索して確かめるよう呼びかけています。また、「必ずもうかる」「あなただけ」といった誘いは、まず疑うよう呼びかけています。
著名人の名前が使われている場合は、広告に書かれた名前で検索し、本人の公式サイトや公式アカウントで同じ投資の案内をしているかを確かめてみてください。公式の発信が見つからない場合は、広告から先へ進まないようにしましょう。
紹介された業者の登録は、金融庁が公表している登録業者の情報で確認できます。無登録での金融商品取引業や暗号資産交換業は違法であると警察庁も説明しています。確認できない場合は、振込の手続きを保留にしてください。
今のステップで消えやすい情報を保存する

やり取りが進むと、突然連絡が途絶えることがあります。グループの投稿が止まったりアカウントが消えたりすると、確認できる情報が減ってしまうおそれがあります。今のうちに、確認できる範囲で次の情報を保存しておきましょう。
| 保存しておきたい情報 | 保存のポイント |
|---|---|
| 最初の広告・メッセージ | 広告の画面、送られてきたメッセージ、表示されていたアカウント名 |
| LINEのアカウント・グループ | 相手のIDやプロフィール、グループ名、参加者の表示 |
| トーク履歴 | 振込を指示された場面や、利益を示された場面を含めて保存する |
| 投資サイト・アプリ | URLやアプリ名、残高や取引履歴の画面 |
| 振込・送金の記録 | 振込明細、送金履歴、暗号資産で送った場合は送付先アドレス |
スクリーンショットは、画面の日時やURLが写るように撮っておくと、いつの画面かが分かりやすくなります。保存したデータは、スマートフォンだけでなく別の場所にも控えておくと安心です。
ステップ4より前の段階なら最初の広告やメッセージを、ステップ5より後の段階なら入金と出金の記録や利益の画面を、優先して保存しましょう。どの段階でも、振込を指示されたトークは経緯を伝えるうえで大切な記録になります。
振込を指示されている段階でも、少額の出金ができたあとでも、次に振り込む前に一度ご相談ください。保存した画面ややり取りをもとに状況を整理します。




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出金できない・連絡が取れなくなった段階の場合
ステップ5の少額の出金のあとで大きな入金を勧められている場合は、少額の出金ができたあとに大きな入金を勧められたときの確認点で、入金を増やす前に確認したいことを整理しています。
警察庁が紹介する事例には、出金のために「保証金」や「税金」が必要と言われて振込を求められたものや、「監督当局によって資金が差し止めされている」などと言われて出金できなくなったものがあります。出金のための支払いを求められても、その場では支払わないでください。
相手と連絡が取れなくなった場合は、投資の担当者と連絡が取れなくなったときの確認点で、連絡が途絶えた直後に保存しておきたい情報をまとめています。SNSでの勧誘に限らず、投資詐欺の手口の型を全体から確かめたい場合は、投資詐欺の手口と種類もご覧ください。
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SNS型投資詐欺のどの段階でもDataProに相談できること
DataProでは、最初に届いた広告やメッセージ、LINEでのやり取り、振込や送金の記録、利用しているサイトやアプリの情報をもとに、流れの中で今どの段階にいるのかの整理や、暗号資産の移動経路を確認するための情報整理、今後考えられる対応をご案内しています。
入金する前の段階でも、すでに何度か振り込んだあとの段階でもご相談いただけます。保存できた情報が一部だけでも、そこから整理を始められます。
相談の結果をお約束するものではありません。ただし、流れの途中で状況を整理しておくことで、次にとる行動を検討しやすくなる場合があります。
SNS型投資詐欺の手口に関するよくある質問
SNSで知り合った人から投資を勧められています。詐欺かどうかを見分けられますか?
この記事だけで詐欺かどうかを判断することはできません。ただ、SNSで知り合った相手から投資を勧められ、LINEなどへの移動や振込を求められている場合は、SNS型投資詐欺の手口と重なる点があります。まず詐欺の可能性を疑い、振り込む前に業者の登録や振込先を確認してください。
グループの参加者がみな利益を出しているようです。信じてもよいですか?
投稿だけで判断しないでください。金融庁は、LINEのグループ内で犯人たちが複数のアカウントを使い、投資が成功しているそぶりを見せるケースがあると説明しています。参加者の投稿や利益の画面は、入金の判断材料にしないようにしましょう。
著名人の広告から始まった投資でも、同じように注意が必要ですか?
注意が必要です。金融庁は、公式の写真を無断で使うなどして著名人を装う偽の広告があると説明しています。広告の人物が本当に投資を勧めているかは、本人の公式アカウントの発信などで確かめてください。
少額の出金ができました。流れのどのあたりにいると考えればよいですか?
警察庁が示す手口の一例では、偽の利益の一部を少額だけ振り込んだあとに、高額の利益を表示して手数料などを求める流れがあります。少額の出金ができた段階でも入金額を増やさず、これまでの記録を保存しておきましょう。
振込ではなく、電子マネーや暗号資産で送るよう言われました。
送る方法が変わっても、確認することは同じです。警察庁が紹介する事例には、電子マネーカードのコード番号を送らされたものもあります。送金先や業者の登録を確認できるまでは、どの方法でも送らないでください。
すでに何度か振り込んでしまいました。今からできることはありますか?
これ以上の振込を止めることを優先してください。そのうえで、振込の記録、トーク履歴、サイトやアプリの画面を保存しておくと、状況を伝えやすくなります。何度か振り込んだあとの段階でもご相談いただけます。
まとめ
SNS型投資詐欺は、広告やメッセージでの接触から、LINEのグループ、振込の指示、少額の出金、手数料の要求、連絡の途絶へと進んでいくことがあります。今どのステップにいるのかを確かめ、お金や個人情報が相手へ渡る行動をいったん止めてください。
振り込む前には、業者の登録、著名人の公式の発信、アプリや暗号資産の実在、振込先の口座を確かめましょう。すでに振り込んでしまった場合も、次の支払いを止め、やり取りと振込の記録を残しておくことが大切です。
すでにいくつかのステップに進んでいる場合も、これまでの記録を整理してご相談いただけます。判断に迷う段階でもLINEから無料で相談できます。




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